65年目の終戦記念日・街宣

 今日8月15日は、中国などアジア諸国とアメリカ・イギリスなどを相手に戦争を行っていた日本が、これらの連合国に無条件降伏した日から65年目の日です。これによって15年にわたる日本の侵略戦争と、長年の韓国・朝鮮・台湾などに対する日本の植民地支配の時代が終わった日です。当時の日本は、領土拡張と他国の支配を目指すことで侵略戦争を行っており、フランス領インドシナ問題ではアメリカとの関係も悪化し、日本はアメリカとの前面戦争へと広げていったのです。

 こうした日本に対して中国などの激しい抵抗にあい、戦争は泥沼化し、2000万人とも言われる多くのアジアの方々、そして、日本本土でも、アメリカによる空爆、広島長崎の原爆投下と、日本人も310万人といわれる人々が犠牲になりました。

 韓国併合から100年目の年の問題、さらに、核のない世界を目指す流れもかつてなく広がっている問題もお話しました。

  また、日本共産党が、1992年に創立され今年88周年を迎えたこと、海外に領土拡張路線をとる戦争に反対し、そのために、当時の天皇制政府が猛烈な弾圧と迫害を日本共産党に繰り返したこと、虐殺された共産党員作家の小林多喜二のこともお話しました。日本共産党の創立の考え方は現憲法に生かされています。