福島県議会開会・知事提案要旨説明。双葉郡住民実態調査。

福島県議会が2月15日~3月20日までの34日間の会期で始まりました。内堀知事は1兆4472億円の2018年度一般会計当初予算を提出し理由を説明しました。26日には2017年度の補正予算案を提出します。共産党は県議団は、26日に吉田栄策議員が代表質問、28日に宮本しづえ議員が追加代表質問、3月2日に阿部裕美子議員が一般質問、3月16日(?)に宮川えみ子議員が総括質問の予定です。福島大学うつくしま未来支援センター(FURE)は15日、双葉郡7町村の約2万7千人世帯を対象に実施した第二回住民調査を発表しました。「うつ状態にある人が」56,5%に上り、前回より(2011年・74,3%)改善傾向にあるといいますが依然として原発事故が長期にわたって精神的被害をもたらしている実態が浮き彫りになっています。(新聞報道では)生活の経済的不安が、とても・33,8%、ある程度・40,5%でした。原発廃炉まで事故が起きないか、中間貯蔵施設廃棄物の安全性が不安としている人も7割以上でした。震災後に(働く年齢なのに)いまだに無職が23,3%なのは、どこで生活するか迷っている人が多く定職に就けないのではと丹波福大客員準教授は分析しています。

知事提出議案では、避難者のために何をやるか見えにくい、また、深刻になっているお年寄り等の新たな交通体制の問題はなかったです。

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