マスコミ非公開・住民には録音写真ダメ?!遠野地区風力発電説明会

いわき市遠野地区に三大明神風力発電と遠野風力発電の二つの大規模風力発電が計画されています。17日、「Nスタふくしま」で、このうちの一つの風力発電計画問題が報道されました。。【最初に説明会が予定されたがマスコミ入れないと中止になっていた】住民にきちんと内容を伝え意見をもらうことが新たに改正された国のガイドラインに示されましたが、その方向とは全く反対の説明会、マスコミは説明会に入れない、住民には写真や録音は禁止という説明会になってしまっています。テレビ・「Nスタふくしま」が17日夕方問題この問題を報道しましたのでお知らせします。住民の皆さんは、豪雨災害が全国で問題になっている時、土石流が起きやすい地区、公共水道がない地区で生活用水などへの悪影響が心配としています。事業そのものを隠し住民の疑問に答えることもできない事業では、最初から失格と言えるのではないでしょうか。住民の皆さんは、再生可能エネそのものを反対してるのではないが住民に被害を与えかねない地域・集中立地には強く反対しています。皆さんが集めた「二つの風力発電の計画中止を求める署名」は、近隣の住民の約90%近くに上っています

マスコミ非公開・住民には録音写真ダメ?!遠野地区風力発電説明会」への4件のフィードバック

  1. 「再生可能エネそのものに反対してるのではない」ですか? この物言いは、いまどき再生可能エネルギー推進に反対することは社会情勢から受け入られないって認めているって趣旨なんでしょうか。だとすれば、余所で別の人がそれで迷惑を被る分には構わないってことですか? 何処まで住民エゴなんだか。うちの近くにも、自市では絶対にごみ焼却施設の立地は認められないけれど、必要なので、相応しい他市で建設されるべきだって言って、それを実現して仕舞った、とんでもない小金井市って市がありますけど。だからって。
    わたくしは、そもそも大規模風力発電開発にも大規模太陽光発電開発にも環境破壊の要素が大きいという問題があると思っていますけれど。要するに、これらは電気を使う人がいる限り必要なんだけどいわゆる迷惑施設で、必要悪だってことです。だから、反対する人がいる訳で、それを何処で誰がどのように負担するかが大問題。それを心配するのはまともな反応で、正直何時までもバラ色の再生可能エネルギー推進ばかり語るべきではないです。
    他方、問題とされている「近隣の住民の約90%近くが反対」は本当に事実なのですか? 私は必ずしもそうではないと聴いています。事業者は本当に「事業そのものを隠していました」か? それもそうではないですね。相当前から、この事業者は根回しとしてあちこちに説明して回っていた事実があります(はずかしいことですが、わたくしは、その事実を極最近まで知りませんでした。)。改正されたガイドラインはマスコミを使って周知したり、マスコミを説明会に参入させるべき等と言っていますか? これもそんな言及はありません。その具体的な方法は事業者に委ねつつ、環境影響評価図書の内容について関係地域住民等に十分な周知をし、それによりできるだけ多くの一般からの意見を収集するように取り計らうよう求めているだけです。責任ある政治家が事実に反することを敷衍するのは、止めるべきです(そもそも、貴方は当該時事実関係を確かめられておられるのですか?)。
    S、H両氏らが前回の説明会で事業者の制止を振り切り、不規則発言を返し、当該のマスコミもそれに事実上加勢したことは紛れもない事実で、やり直しの会で再び同じようなことが繰り返されないよう、それらのための防衛措置を事業者側が講じたのは当然だと言うしかありません。しかも、前回の会場で政治家と思しき人物が混乱させている側に加勢していたという話も聴いています。こうした妨害行為は、刑法上の威力業務妨害にも該当し、責任ある社会人ならば本当に慎むべきではないのですか?
    昨日の当該テレビ番組の内容も事業者を決め付けて悪者扱いする極めて一方的な内容で、再生可能エネルギーの問題点に対する考察や福島県内における行き過ぎた再生可能エネルギー関係の開発、各所での集中立地による環境影響の重畳の懸念、環境影響評価逃れの横行等の問題に対する考察はゼロでした。偏重極まりない報道機関だと見做されても仕方がないと思います。これでは、事業者側は、そのような報道機関からの取材要請に応じられないとしても仕方がないと思います。
    まず、事業者に十全な環境影響評価をしていただくべきです。その結果は丁寧に公表、説明させ、当該計画が実現した場合に、周辺に甚大な環境影響が及ぶことが明らかになれば、そのときこそ、事業者に計画の撤回や変更を含め相応の対応を求めるようにするべきです。まだ環境影響評価をしていない訳ですから、周辺にどのような環境影響がどの程度及ぶかは明らかになっていないと言うべきで、たとえば、風力発電機設置想定場所の直ぐ近くに土石危険渓流がると言うだけで、何も調べることなく、甚大な環境影響が発生する可能性が高い等と断じることはできません。
    だから、今、ここの調査項目が不足しているとか、ここの調査地点を増やすべきだとか、当該方法書の内容について具に事業者側に注文をつけ、事業者側に十分過ぎるほどの調査、予測及び評価をするよう促すことが、方法書説明会や意見応募等で本当に心配されている関係者の方々がするべきことです。そこに部外者である報道機関が参入することは、必要性はなく、特定の報道方針を持っている報道機関が介入することは、本来あり得べきでない外力が加わり、あり得べからざる副作用を生じるおそれが高いので、するべきではありません。無論、事業者が自主的に相応の準備をして受け入れるならば、別ですが。
    だいたい、古今このような類の説明会で、報道機関の自由な取材活動が認められた例を、わたくしはほとんど知りません。一般常識に照らして、このような類の説明会で、報道機関の自由な取材活動が必須だ等という話はあり得ません。
    最終的に事業者に退場を促すにしても、事業者側にもその理由を含め理解を深めていただけるよう、適切な仕方ですべきです。
    確かに、この事業者がかなりいい加減で丁寧さを欠いているように、わたくしも感じています。実は福島県側を関係自治体に含めることを拒んでいる(仮称)白河越河風力発電事業も同じ事業者なのです。
    だからと言って、です。分かっていただけないのでしょうか?
    風力も太陽光も大規模になればなるほど、大規模に山林が伐開される等、全然環境にやさしくなく、現実に相当な迷惑施設であることは、明々白々の事実。この問題は、本来政治課題であり、それをしかるべき場で議論するべき立場にある方々には、しっかり議論に取り組んでいただきたいです。ただ、それも別の次元の話。

  2. 東京都民さんへ
    コメントありがとうございました。いろいろ参考にさせていただきます。
    宮川えみ子

  3. 本当に参考にしていただけるんなら、少しはうれしいですけれども。
    ところで、宮川議員さまは、お住まいはいわき市だったんですね。ちょっとわたくしはそんなことも気付けていませんでした。すみません。
    福島県は本当に広いから、でも県議会は県都の福島市のど真ん中にあるんだから、いわき市の県議会議員様は、普段は何処でどんな風にお仕事をされて、通勤(もしかして、国道の下道で御自身の運転でいわきと福島間を往復していらっしゃるとか? 高速バスを使ったら往復4時間くらいだろうし、通勤に使える便もありそうになさそう。)とか単身赴任なのかとか、どんなでいらっしゃるんでしょうか? 県議会も会期があるから、会期中は福島で単身赴任で、会期外は地元に戻られて、地元の事務所でお仕事されるんでしょうか? 
    宮川様は、既に当該の説明会に実際に参加されたのか、このブログとかを拝見しただけではちょっとわたくしは理解できていないのですが、8月1日(水)に福島市内で福島県環境影響評価審査会の会議があって、そこで当該の事業者様は、今度は福島県知事の諮問を受けた学識経験者の方々に対して、同じような説明と質疑応答の機会が設けられるようです(福島県環境共生課のホームページ参照。)。こちらは公開の会議とされているので、ここまで関心を持たれているならば、学識経験者の感想とかも聴けるだろうし、傍聴とかされてみてはいかがかと思います(こちらは事業者様が主催するものではなく、県の附属機関が開く公開の会議ですから、報道機関の取材も可能でしょう。実際、わたくしが以前に傍聴したとき、何処かの新聞記者さんも傍聴されていましたから。なんでも、あらかじめ県庁の中にいる報道機関にはお知らせするんだそうです。でも、テレビ局の方は、いつも興味なかったみたい。ただし、「傍聴要領」があるようです。)。
    同じ会議の中で、やはりいわき市内に立地している(仮称)阿武隈南部風力発電事業環境影響評価準備書についても審議があるようです。
    国がついにトリチウム水を放水する方針だという報道がありましたけれど、ものすごい量を排水する訳だから、こちらは県条例による環境影響評価の対象になりそうですけれども、どうなんでしょうか。
    そうそう、t会のS氏やH氏は、直接事業者を訪れて、計画撤回を求められるようなことはされたのでしょうか(まあ、事業者の方が来いってお話しなのかもしれませんけれども。)。概ね部外者である国や県に陳情して回わるより、結局、民民の問題になるので、そちらが先にすべきことのようにも思いますけれども(これも聴いた話ですけど、何回も何回もアポをとって事業者のところに行って、事業者側に懇切に計画の撤回や変更を求められる方も結構いらっしゃるという話です。ある事業者は、それで「文明の利器とは隔絶された場所ということで、わざわざ山中を開拓して住むようになったのに、最先端科学技術のかたまりの風力発電機が見えるようにされてはたまらない」とおっしゃった方のお宅から風力発電機が全く見えないように配慮を加えたとのことでした。)。
    事業者に対して要望があるならば、別に環境影響評価手続きにこだわらず、必要に応じて電話したり手紙を書いたりすれば良いと思います(勿論、節度を持って、事業者側の正当な業務を妨害するようなことにならない範囲での話です。今の中共のように横暴に振舞って、他国に忖度させるようなこともすべきではありません。他方、事業者側は、その計画を進めたいならば、何時でも関係地域住民様無碍にはできない筈です。)。
    あまりの暑さからか、この頃朦朧とした感じのわたくしの方は、10年ほど前に某警察署で受けた不当な扱い(交通事故に遭って応急措置を受けただけのわたくしは加害者に無理やり警察署に連れて行かれ、そこの署員から事故処理の書類にサインしないと家に帰さないと言われたので、サインさせられたというおはなし。)をついに我慢できず、その警察署に今になって激しい抗議の電話をしました。そんなかんだで人の批判ができる立場ではありませんが、感情のままに振舞って、他人に理解されるのは難しいと感じる今日この頃です。
    あーですけど今年は本当に暑いから、ついエアコンを全開にしたり、電気を使って仕舞いますが、一番すべきことは、省エネですね。計画停電の後、しばらくはできるだけみんなで頑張って電気を使わないようにして、それでなんとかなっていたのだから、それを続ける努力をするべきでした。そうすれば、やれ固定価格買い取り制度だ、電気料金上乗せだ、再生可能エネルギー推進だって、ならなかった。最近、福島県内では、風力発電では、設置各基の定格出力の総和が条例対象規模を上回るのに「出力制御」とやらでわずかに発電出力を7,000キロワットを下回るようにしたり、太陽光発電については、意図的に「計画区域面積」をわずかに50ヘクタールを下回るようにする環境影響評価逃れの手口が横行しているという話もあります。こんなことになって仕舞ったのも、原発事故のせいだというより、むしろ、その後の省エネを続けなった一種のモラルハザードのためのような気がして来ました。
    でも、寒さに滅茶苦茶弱いわたくしは、猛暑でもまだ冬より夏の方が好きです。その夏も、あっという間に終わって仕舞うんでしょうね。
    わたくしには仁徳がないから、もしあったら、仲介して丸く収めたいと思います。比較的近い茨城県日立市内には日本最古の地層があるそうで、それが地下で遠野町の方にも続いているかもしれないから、みんなでそんなものでも探せば、楽しいのに。とんでもない化石でも出て来れば、有名にもなれるかもしれないのに。
    わたくしは精々熱中症にならないように、水分だけは摂るようにしています。皆様も気を付けてくださいね。

  4. 東京都民様へ
    福島県の県会議員で議会のある県庁から一番遠いのが私です。約2時間20分かかります。高速バスを使って通いますが、議会が始まると月曜から金曜まで泊まってます。
    議会の無い時は、地元で皆さんの要望に対応したり(これが大事な勉強)してます。
    説明会には議会で行けませんでした。
    行った人に聞きました。
    東京はここよりもっと暑いかもしれません。お気をつけてお過ごしください。
    宮川

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