「TPPは検討状況を注視する」と知事、注視でいいのでしょうか。福島県議会2月定例会開会

2月17日、福島県議会2月定例議会が開会されました。会期は3月16日までです。今日は佐藤雄平知事の提案理由説明でした。TPP・環太平洋パートナーシップ協定については、「関係国との協議や国における検討の状況等を注視する」と、人ごとのような説明でした。北海道や他の東北の知事が絶対反対の態度を示していることと比較して、農業県の知事とも思えないような他人ごとのような発言でした。

福島県の経済情勢は持ち直しの動きが弱まっている、12月の有効求人倍率も0、47と低い水準、今春卒業予定の高校生の就職内定率も、82、9%と(1月末)前年同期より3、6%改善しているが厳しいといいます。しかし、思い切った新たな政策は見えないと思いました。

写真は、控室で知事提案理由説明を検討しながら質問準備。

除雪費など2月補正予算が説明される

16日、県から2010年度の補正予算が説明されました。補正額は△39億5700万円で、補正後の金額は9130億2600万円です。共産党が求めてきた住宅リフォーム助成制度などは入っていませんが、大雪による対策では、高齢者世帯の除雪費・大雪で壊れたパイプハウス補助・除雪費増額などがあります。市町村が子宮けいがん等ワクチン補助をした時の支援(県は出さないで国からのトンネル)、福祉施設への修繕費などです。

写真は、県庁控室で調査。

写真は、合間をぬって雪の中訪問。

写真は、3人で勉強会に。

農業でも医療でも「TPP反対の強い怒りの声」

TPPの実態がわかられてきて、参加反対の声が広がっています。農村地域の懇談会では強い反対と怒りの声が出されました。また、あるお医者さんは、アメリカのような民間保険が医療を支配するようになったら大変だ(アメリカの無保険医療を告発した映画)「シッコ」のように、指を2本落としてもお金がないと1本しか継いでもらえない、あんなふうにはさせられない、といいます。

写真は、遠野地域での懇談会。

「県で個人住宅リフォーム支援を作ることは待たれている」

2月10日、日本共産党県委員会と福島県議団・地方議員団は、県と①個人住宅リフォーム制度の創設で地域の経済活性化と雇用を②市町村への国保支援で国保の重い負担の解消を③子どもの医療費を中学校卒業まで実施をなどの交渉をしました。来年度の予算を見るといずれも含まれていません。国から来る緊急雇用対策費は多額に県に来ていますが、公共事業とお金を貸す、短期雇用くらいしか施策がない発想では、福島県の全国でも最下位クラスの雇用経済情勢はなかなか克服できないと強く実施を求めました。

写真は、県との交渉。長谷部さん、畑中広野町議と。

「皆さんの疑問にきっとお答えできると思います」と、日本共産党演説会のご案内

「皆さんの疑問にきっとお答えできると思います」と、日本共産党演説会のご案内に各団体を訪問しました。多くの方々が、一向に良くならない経済・雇用・暮らしなど、日本の先行きに不安を持っています。これらの疑問に答え解決の道筋を示すことができると思いますと、ご案内をしました。

演説会は、2月26日(土)午後2時から、いわき市平のアリオスで行われます。日本共産党・市田忠義書記局長がお話します。どなたも自由に参加できます。入場無料です。どうぞお気軽にお出かけください。お問い合わせは、電話・日本共産党いわき双葉地区委員会・0246-27-5911です。

写真は、訪問のご案内。

写真は、案内ビラ。

宮川家の「大騒ぎ豆まき」

2月3日は豆まきです。私は県議会の用務で福島県庁で、福島に宿泊でした。宮川家の豆まきに参加できませんでした。夫が大騒ぎの宮川家の豆まきの写真を送ってくれました。

写真は、張り切っている保育所のりょうご君です。

写真は、おいしそうなえほうまきです。

9000億3千400万円・2011年度・福島県予算

2月3日、来年度(2011年度)の福島県当初予算の説明がありました。予算規模は、9000億3千4百億円で、対前年度比△22億円(△0,2%)です。予算のポイントについて財政部から説明がありました。歳入では①県税では、当面厳しい状況が続く、前年度とほぼ同じ見込み②地方交付税は、トータルで100億円減③国庫支出金は75億円減です。歳出では①義務的経費は人件費の減、扶助費は自然増分の増などで②投資的経費は公共事業費が13、8%減です(昨年も当初は大幅減で途中で増額補正)。③一般行政経費は市町村を通じて支出する補助費は、介護給付費・後期高齢者給付費など+25億円で(国から来るので県の負担は9億円)、維持補修費は+11億円です。

写真は、説明資料。

隣の家孝行

 隣の家の奥さんが、ベランダに干していた布団が屋根のテラスに落ちてしまった、下は池、何とかならないかと。そこで、背の高い脚立に乗って、お手伝いをしましたところ何とか布団を救出することができました。いつも何かとお世話になっているので、少しでもお役に立ててよかったです。あまり家にいないので、こんなことでも交流できてうれしいです。

写真は、恐る恐る脚立に乗って布団とり。