中間貯蔵施設のパイロット事業視察・地権者の皆さんと懇談

30日、日本共産党国会議員・環境委員会の市田忠義参議院議員と同島津幸広衆議院議員、5人の県議団と関係者は、環境省の案内で中間貯蔵施設関連施設を視察しました。

中間貯蔵施設の具体的配置に沿って本格工事が始まるまでの間、施設予定地内に除染土壌等一時保管する場所を整備するパイロットプランです。とりあえず各市町村から1000㎥程度を運び込み安全性の確認をするとのこと。

福島県内の除染土壌などは、減容化(焼却など)しても1600万~2200万㎥と推計されます(東京ドーム13~18倍)。気の遠くなるような放射能汚染土壌等です。

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写真は、各市町村から持ち込まれるフレコンバックの仮置き場

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写真は、同場所で説明を受ける

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写真は、別の予定されている仮置き場

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写真は、同・放射能濃度は10マイクロシーベルトも・津波被害そのままの水産試験場跡地

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写真は、丘の上から事故原発・第一原発を見る・原発の周りを囲むように中間貯蔵施設の予定地とされていますが、地権者の了解は得られていません。

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写真は、荒れた家々に新芽が出ている

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視察が終わって、中間貯蔵施設の地権者の皆さんと懇談をしました。国が自ら招いた原発事故の責任を取る立場になく、上から目線が目立つこと、地権者の声をもっとよく聞いてほしい、協力はしなければならないと思っているなど率直な意見をいただきました。

写真は、地権者の皆さんと懇談

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