「あんぽ工房未来」調査・農林水産常任委員会

15日、常任委員会2日目は伊達市梁川町にあるあんぽ柿加工選別包装施設を調査しました。

あんぽ柿はこの地区の名産品でした。原発事故で生産中止に追い込まれていましたが2013年に生産が再開されました。放射能の検査体制厳格化、高齢化対応など、センター(あんぽ未来工房)を作り、設備も近代化し、放射能検査を強化して、今日では震災前の約80%に出荷数量が回復しました。

バーコードで個持ち込みの柿は識別管理しているほか、センターでも加工し出荷しています。柿の皮むき・品質高度化・放射能検査などオートメーション化しています。

あんぽ柿は、1個100円くらいから、桐の箱入りで1万7千円(1個1000円)くらいなものもあるとか。あんぽ柿オリジナル商品は、羊かん・タルト・ショコラ・リキュールなど多様に使われています。

放射能検査は、米の検査の要領で約40秒測定との事。あんぽ柿は干し柿ですから放射能が凝縮されて出荷が厳しかったのですがようやくここまで来ました。原発事故の被害の根深さを感じました。

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