「県内原発全基廃炉の目的は達成・これからも行動」改めての衝撃・学習会

26日、「福島県内全原発の廃炉を求める会」の学習講演会があり、金沢地裁において原発停止の判決を下した元裁判官・現在弁護士の井戸謙一さんの講演を聞きました。内容は①原発差し止め訴訟の現状②裁判所は変わったか③現状打開の契機は④最後にです。衝撃的だったのは、最悪のシナリオで「政府の力では国民を守れないという」談話まで用意されていた事でした。福島原発2号機の偶然や福島第一原発第4号機の奇跡で最悪シナリオは防げたのです。セシウム137の海への7拡散で日本列島は2~3割で済んだが、米空母レーガンの若き水夫は被害は甚大だったのです。今後も原発を動かす限り最悪のシナリオ級は防げない、再エネはまだまだ伸びる、好天の昼間は再エネでほぼ間に合ってるなど。玄侑宗久さんの「陰影礼賛」のお話も興味深いものでした。新潟知事選で自民党支持知事が出たので、柏崎刈羽原発再稼働が見込めるから、福島原発全基廃炉を決めたのではないか?などの話も出ました。

佐藤栄佐久元知事・桜井勝延前南相馬市長のあいさつもあり、最後に広田次男弁護士から、福島原発の全基廃炉の方針は決まったが今後とも会として活動を続ける、などの話があり、集会アピールも採択されました。

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