風車倒壊の原因解明・淡路市<ネットニュース・2019・2月27日>

兵庫・淡路市風車、電源供給なく倒壊 台風20号事故調査 © 毎日新聞 倒れた風車の発電機部分と壊れた羽根=兵庫県淡路市小倉で2018年8月24日、登口修撮影
昨年8月の台風20号で北淡震災記念公園(兵庫県淡路市)に設置された風車(全高約60メートル)が倒壊した事故について、市の専門家会議は、強風の影響を軽減する装置への電源供給が止まっていたことが原因とする調査結果をまとめた。市は来月に開かれる経済産業省のワーキンググループの会議で報告する。
倒壊した風車は風力発電用で2002年から稼働した。3枚の羽根が回転して発電する仕組みで、出力は600キロワット。最大で年間70万キロワット時を発電し、公園を運営する電力をまかなってきた。市によると、風車は強風の際には羽根の角度を動かしたり、風車本体の向きを変えたりして、風の影響を最小限にする機能があった。風速60メートルまで耐えられる設計だったが、昨年8月23日深夜から24日未明にかけて淡路島付近を通過した台風20号による強風で基礎部分から倒壊していた。
市の専門家会議の調査で、17年5月から設備の故障で休止状態にあり、電源が長期間供給されなかったことが判明。羽根や本体を制御できず、強風をまともに受けて倒壊したと結論付けた。土台のコンクリートや鉄筋の強度に問題はなかった。
市は「風車は19年度中の撤去が決まっており、危機管理意識が薄くなっていた」と釈明した。【栗田亨】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください