20日、東京電力は福島第一原発の4号機西側のH1エリアと呼ばれる区域にあるタンク1基から高濃度(国の放出基準・30ベクレルの約380万倍)の放射能汚染水が約100t流出と発表しました。いろいろ弁解していますが、二重三重のミスで常識では考えられず愕然とします。「本気でやっているのか!」と抗議の声です。
高濃度汚染水が敷地に流れ込めば、その周辺で働く人の作業環境がまた厳しくなるのではないか、地下水を海に流すやり方はどうなるのか、などなど考えてしまいます。
(追加・25日)規制委員会はタンクが切迫していて水位高警報を超えて(98%まで)入れている、地震などで水面が揺れると漏えいするといいます。付近で様々な作業が行われているので弁の管理が重要、漏えいの確認が警報から9時間も経っての確認は機械のせいにしているが根本的におかしいと指摘しています。
写真は、汚染水流出を報道する新聞