17日、福島県いわき市小名浜港で、福島県漁業調査指導船・いわき丸就航式があり参加しました。これは2011年3月11日の大震災の地震や大津波で小名浜港湾内に沈没した前のいわき丸の代船として作られたものです。原発放射能関連の調査研究ができるように抜本的内容の充実があります。福島県は親潮と黒潮が交差する「潮目の海」として恵まれた漁場環境にありますが、大震災で壊滅的被害を受け、さらに東京電力福島原発事故での放射性物質の影響により福島県の漁業はいまだに自粛中で出制限を余儀なくされています。このような状況に対応するため資源漁業管理推進だけでなく放射能が魚介類に与える影響などを調査研究を行います。
写真は、いわき丸全景
写真は、海底の泥の層測定装置
写真は、海底の放射能連続測定装置
写真は、いわき丸全説明図、エンジンが1800馬力・建造費は12億5700万円・航行しながら長時間連続で海底土壌の放射性物質濃度を計測できる機器を導入、一地点だけでなく線状に調査できものです。
写真は、建設中の人工島の橋