全町避難で初めて戻る楢葉町・町外拠点整備と双葉町の復興と両方の取り組み

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11日、日本共産党の5人の県議団と岩淵ともさん(参議院比例候補)は、福島原発事故で避難中のいわき市に仮事務所がある楢葉町の松本幸英町長と同双葉町の伊澤史朗町長と懇談しました。

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楢葉町の仮役場はいわき市中央台にあります。松本町長は平成24年8月に警戒区域見直し以降、除染やインフラ整備に取り組んできた、昨年5月「帰町の判断」をした、全町避難で初めて帰えることになるので慎重にやらなければならないと言います。

解決すべき問題として①フォローアップ除染など町民の不安除去②減容化施設の早期実現と安全対策③飲料水の安全安心対策④放射線と原発不安解消⑤子どもを安して産み育てられるように⑥域外派遣職人の宿泊施設支援⑦復興住宅の入居緩和⑧竜田駅東側地域開発財政支援⑨コンパクトタウン支援⑩産業の集積と創出などの要望を受けました。

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双葉町の借り役場はいわき市南部の東田町にあります。課題は複雑多岐にわたっている、先の見えない土地に根付いてない自治体がいかに大変かなどの話や、また中間貯蔵施設受け入れは国の責任を明確にするこが地権者の協力も得られることなど一致しながら話し合いました。

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双葉町北部の放射線量の少ない地域の復興計画やいわき市南部・勿来町酒井地区の「双葉町外拠点」づくりが進みつつあることなどの懇談をしました。町民が県外に42%も避難してる、職員の心のケアも必要など深い困難な話もあり寄り添った対応が必要と思いました。

最後に田人の四時ダムの発電施設も視察してきました。

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