14日、日本共産党・福島県議団といわぶち友・熊谷とも・参議院予定候補、当事者の住民の方々と、住まいの確保等について、政府交渉を行いました。高橋ちづ子衆議院議員・日本共産党も同席してくれました。
福島県は、仮設住宅について避難指示区域及び津波被災地の特定地域延長を除いて、来年度3月で住宅提供を終了するとしていますが、原発事故により一時全住民が避難した広野町や川内村では今も半数近くの住民が避難を続けています。これらの避難者を追い詰めるような打ち切りをしないよう求めたものです。国は、いろいろな声を聞いて福島県は判断したと思う、国は何にも支援しないということではないと回答しました。
一緒に行った川内村や広野町の住民の方々は帰れる人もいるがさまざまな事情で帰りたくても帰れない人も多い、帰れば生活ができない人も多い、延長が必要とそれぞれ延べました。共産党県議団が前もって住民の方々と懇談した時も多くの声が打ち切りに心配している、原発事故の責任を果たすべきと厳しく求めました。
この場での明確な回答はありませんでしたが、直接住民の方々の声を届けたことは大きな意義があったと思います。避難指示解除での問題、まったく約束しても守らない不誠実な東電の賠償対応を指導する問題、除染についても行いました。
写真上は、お昼は国会の形になっているのり弁当。写真下は、国会の周辺も新芽がきれいでした。