17日、東電の福島第一原発事故の炉心溶融隠しともいうべき問題で、16日、東電が依頼した第三者委員会が東電に報告者を提出しました。東電が依頼した第三者委員会で公正な結論が出るのかと疑問視されていましたが、内容の検証は極めてあいまいといわざるを得ない内容でした。
共産党県議団は東電に対し、隠蔽体質に強く抗議する申し入れを、内堀知事に対しては、事故の独自検証を求めることの申し入れを行いました。
写真は、危機管理部に申し入れ
東電の炉心溶融対応について、5年間も公表しなかったことについて、2月定例議会でわが党の神山議員が、県民に対する裏切り行為だとして抗議と情報公開の徹底を求めました。東電が設置した第三者検証委、当時の清水社長が「炉心溶融という言葉を使うな」と指示したとする報告書を東電に提出したとの事です。危機管理意識の欠如と隠蔽体質が厳しく問われます。しかしその報告書の内容は、当時の清水社長が「当時の記憶があいまい」と述べているよう信頼性に疑問が残ります。
写真は、危機管理部と懇談