5月9日~11日にかけて、静岡・愛知方面を「地域創生・産業振興対策特別委員会」で調査に行きました。静岡では各産業集積、医療関連産業、農商工連携、愛知では(株)デンソー・ドローン研究開発で老朽化した橋などの点検映像解析も可能な研究実用、県の水素社会普及、名古屋では県と連携した航空宇宙開発研究開発などを調査しました。
全国の最先端を行く状況を見て、後追いで福島が行くような状況も多くどうなのかという感想と、行政と一体化になっている状況の問題・特に税金をどのくらい出し続けているのかなど多くの疑問も持ちました。
愛知県の水素社会形成に向けた取り組みでは、水素ステーションは1か所が5億円~4億円、車は1台国と県で各200万補助してもクラウンの価格、フォークリフトは1300万円(普通は300万位)の膨大な経費が掛かること。海外ではほとんど普及はなくカリフォルニアで一定普及していることなどの説明でした。
輸送走行での危険性克服、ガソリンと水素の二重ラインの非経済性、そもそもの水素を作るためのCO₂がどのくらい出るかなどは聞いても回答はなく、国の閣議決定で進んでいるとの説明でした。