12月3日、エネルギー議員政策協議会(エネ協)が開かれ出席しました。
今回は共産党も申し入れたエネ協で、①8月16日に定期検査中の6号機のケーブルを外すわけだったのが間違って5号機のケーブルを外してしまった問題②同5号機の緊急停止問題です。①については、考えられない重大問題で、働く人が今何のために自分は行動しているかの基本がない、いわば上意下達の社風があるのではないかというような質問をしました。②については、制御棒の水位を管理するポンプのバルブが回らず、水位が乱高下したもので、2つのポンプが両方動かなかった問題です。グリスの劣化が原因といいますが、わずか1年くらい前にテストをしたといいますが、何をテストしたのでしょうか。原発という重大装置を扱っているという認識欠如といわざるを得ません。質問すればするほど心配になる説明で、会長である佐藤憲保議長も「信頼を大きく損なうものだ」と締めくくりました。
写真は、エネ協の審査状況。