福島県議会臨時議会が30日行われますが、それに先立ち日本共産党県議団は自民党福島県議会会長に「県議会主要ポストの人事に関し、自民党会派独占は認められない、県議会の民主的運営を求める緊急申し入れ」を行いました。
東日本大震災・原発事故から7年目に入った今もふるさとに戻れない県民が多数おり、国や東電の事故対応も不十分であり、放射能による健康や環境への被害が今後も続くことから、復興を真に成し遂げていくためには「オール福島」で県民の多様な意見を反映する県議会が必要、民主的運営は欠かせないの内容です。
申し入れは①自民党会派で県議会の主要ポストを独占することはやめること。②議長は第一会派から、副議長は第二会派から選出することをルール化する事。③各常任委員会の正副委員長についても、各会派への比例配分にすること。
現在の会派数は、自民党・27人、民進県民連合・19人、共産党5人、公明党3人、未来ネット1人で、総数55人です(辞職3人)