23日、福島県2017年度決算委員会が行われました。今日は、県工業用水道事業会計決算の認定についてと同利益の処分について、県地域開発事業会計決算の認定について、県立病院事業会計決算の認定についての各企業会計決算についてです。工業用水道事業は、企業債が100億をこえた、今後老朽管の更新が必要という厳しさ、また、相馬工業用水道は見通しの甘さから工事の一部停止(発電所事業の中止等)をし給水能力の増強延期があった事について、監査委員は需要見通しが甘い、新設や能力増強で設備投資をするときは、精度の高い給水量の増加予測や状況変化の対応をと厳しい指摘。地域開発事業(工業団地造成販売等)は累積赤字が欠損金179億円・企業債が127億円で、ついに一般会計から補填する事になっており、2年後には事業廃止となります。共産党はこの問題をずっと指摘していましたが、事業会計は見えにくく問題だと思いました。
その後、普通会計決算の認定についての審査がありました。消費税は2%上がったら1、7~2、2%増えることになるが、軽減税率が適用になると不明との回答。イノベーション調査は抽象的回答でした。今日は総括的説明と質疑で、詳しくは3つの班に分けて明日から行われ、25日までは本庁内で、その後10月31日~11月2日までは浜通り・中通り・会津の各方部の出先機関に分かれて審議します。