10月31日、11月2日・3日と3日間にわたり3班に分け県管理の出先機関訪問の決算委員会を開きました。私は第1班で浜通り担当です。小高産業技術高等学校・相双地方振興局・相双建設事務所・相双教育事務所・南相馬警察署・ふたば復興事務所・いわき四倉中核工業団地・いわき事務所(工業用水)・小名浜港湾建設事務所・いわき地方振興局・いわき教育事務所・水産事務所の12か所です。大震災原発事故から7年たちましたが、避難解除が進んでいても帰還する人が進まない相双地区は様々な課題が山積です。町の方々は喜んでいるといいますが帰還する人が少ないので生徒の増加が厳しい小高産業技術高校、不登校が増えている相双地区の教育環境(小17人・中87人・高17人)などです。また、二地域居住もあの手この手で頑張ってますが、厳しいです。国の根本的対策が間違っているという他党の方の話も。四倉工業団地の二期工事現場も見ました。今まで県が造成して企業を呼び込むやり方が、多額の負債を抱え結局税金で穴埋めすることになったことで厳しい目が向けられていますが、今のところ原価分くらいはという説明です。小名浜港湾建設事務所は不用残や繰り越しが多額で適正な予算編成が必要です。前回の決算委員からも指摘されています。いわき教育事務所では、非正規教員(講師)が小11%・中17%と2017年度と2016年度と続いています。いわき振興局では長期病休が増えていました。総じて今回の訪問では超過勤務は減少傾向ですが増えているところもあり、長期病休も増えているところがあります。