4日、75歳以上のバス代等公共交通の無料化を行っている福島市へ、吉田英策県議と一緒に調査に行きました。都市政策部・遠藤部長、同交通政策課・廣澤副主に対応していただきました。福島市の無料化の歴史は長く、2010年から始まり、現在は福島交通バス・JRバス・飯坂電車が対象との事。全公共交通共通でのシルバーパス方式で、今までに3万8千人に交付し、今年度で約1億8500万円の市の負担との事。利用者は約半分弱ではないかといいます。浪江などから広域避難している方にも発行しているとの事。空バス運行してるより乗ってもらった方がいいのでは、元気高齢者が町に向かって買い物をしてくれる、イベントに参加してくれる、病院などの通院に使ってもらえる、温泉にも気軽に行けるなど歓迎の声は多いようです。二本松でも新たに始まりました。それぞれの自治体の条件は違いますが県が補助を行えば県内に広がる可能性があります。高齢者の健康増進や高齢者運転での交通事故問題など様々な課題がある中で、「シルバーパス方式支援」は重要です。