3月4日、今期最後の質問でした。原発問題と医師不足問題を取り上げました。
原発問題では、①定期検査期間の間隔延長は危険を増大させ、働く人の雇用を減らす二重の問題②プルサーマルは安全性・危機的になる使用済み燃料の保管・労働者被ばく問題から見ても中止を求める③原発増設は温暖化対策にならない、再生可能エネルギーの爆発的推進こそ必要、太陽光発電等の支援で地域経済の活性化を。
医師不足問題では、福島県はこれまで次々と県立病院を切り捨ててきた、結果として地域医療をどうするのか、健康な県民作りをどうするのかのリーダーシップが取れなくなってきている、地域医療に責任をどう持つのか、医師派遣をどう強化するのかなどです。
特にいわき市の医師不足問題は深刻で、厚労省の08年12月の調査では、いわき市の医師数は、人口10万人当たり165、2人であり、全国平均の212、9人、県平均の183、2人に比べても著しく少ない、そして、かえって少なくなってきている、救急対応・産婦人科医不足は特に深刻として、県の対応の強化を求めました。
原発は増設すべきでないという質問では、知事は「慎重に対応する」とはぐらかしました。いわき市にもっと医師を派遣すべきだという質問では、「要望が多いので調整会議で十分協議をする」と答えました。
写真は、本会議での質問。