遠野町滝地区・大平地区、田人地区等調査、台風19号災害。

13日、台風19号から一夜明けた今日、遠野町滝地区・大平地区、田人地区等の要望を受けて、被害調査に行きました。(急ぎ書いているので地名等正確でないかも?) 遠野町滝地区は鮫川にかかっている橋まで水位が上がり、流木が橋に引っ掛かり広域に激流が広がりました。このため河川の堤防が崩れ河川脇の家々の崖が崩れたり家に水が入ってしまいました。物置の機械が流されてしまいました。堤防沿いの市道も通れなくなっていました。県道の下がえぐれている等見逃しやすいが危険な所の要望。

床上70センチも水が上がった家等床上床下浸水の家々が。泥片付けの方は「災害ごみ」を持っていってほしいと。遠野大平地区の方は、上遠野川が3か所がけ崩れがあり、河川がせき止められダムに状になって水が家に押し寄せた、道路の泥は急ぎ撤去してもらったが、大量に入った側溝の泥上げ要望される。

田人荷路夫地区の林道?の橋が流された、何とかならないかと。

井戸沢の石屋さん、水が上がって機器類が水浸しで使えない・事務所もひどい、仕事を続けられないと。

遠野大平地区。3か所がけ崩れがあって川がせき止められ、広域に激流が広がった。トラックが上流から流されてきた。

上遠野川があふれ出し、主要道路に大量の土砂が、やっと夜遅く開通。

植田町根小屋地区にある、天神川・根小屋川の水を鮫川に排水するポンプの能力不足で飲み込み切れないと。店舗に水が入ってしまったとの要望。

<要望>

1、鮫川・滝地区堤防改修・人家近くの堤防改修を優先して。河川敷の灌木整理・特に竹。

2、河川の土砂上げ、定期的にやらないと川底が上がってしまう(上遠野滝地区)

3、小規模事業者の災害での生業支援(機械が流された、機械が水につかって使用不能に・コメが流された)

4、天神川・根小屋川の水を鮫川に排水するポンプの能力強化

5、災害ごみ回収

6、林道でも橋の対応を(畑・田んぼ・山林)の仕事が出来なくなってしまう(荷路夫川)

7、川部地区(根小屋57-1、寺田43-1)裏山の崖崩れ対策。

 

 

 

遠野町滝地区・大平地区、田人地区等調査、台風19号災害。」への2件のフィードバック

  1. 高柴ダムの緊急放流を防ぐために。
    今回の台風の威力は報道などで事前に知らされており私でさえ今回に限って特段の個々にできる対応を前もってした。しかし高柴ダムの対応は今回も従来のマニュアルに沿ってダムが満杯近くにならないと多量に放水しなかった。豪雨の時はいつもダムが満杯(規定量)にならないと放流せず従って深夜や早朝のサイレンと共にいつも起こされています。従来からダムに流れ込んで阻止できなくなってからの放流管理ではないかと感じています。私は従来のこのようなダムの放流管理方法に疑問を持っています。
    このダムは、工業用水などに供給することを優先しており常に一定量を確保する必要があるためと思われます。気象予報が発達した現在は工場など用水利用者の協力を得て前もって放流しておき緊急放流が無いようダム管理の見直しをお願いします。今回、当地区では緊急放流で水が道路を乗り越え低い畑に流れこみ、また、1件の住宅の玄関にも若干の水が流入しました。今後、今回以上の放水量があった場合は我が家を含め数件の浸水はあったと思われます。
    過去、ダムの設置に協力した地元住民なのに。下流の渇水時に田んぼに欲しい時にはお願いしないと水はもらえず、いらない時に今回のような現実です。

  2. 澤田吏郎様へ
    私もそう思います。県に提起してみます。
    宮川えみ子

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