17日、福島第一原発事故、「中間報告の意味するものと廃炉への影響」、7京ベクレルの放射能をどう見る、どう考えるをテーマに学習講演会が開かれました。講師は、館野淳(元核・エネルギー問題情報センター事務局長、野口邦和(元日本大学歯学部歯学課科放射線学准教授)、安斎育郎(立命館大学名誉教授)です。
福島第一原発2号機と3号機の格納容器の上蓋から合計7京ベクレルの放射性セシウムが測定され、建物の経年劣化、または地震により建物が損壊すれば飛散も考えられるといいます。新たな脅威が福島県民を襲います。国・東電には開かれた情報開示と分かりやすい防護対策を示すべきです。
放射能を消す薬は出来ない、セシュウム137は10分の一になるのに100年かかる、廃炉工程に見直しは迫られるなど。3時間にわたり講義や意見質問など活発に行われました。