かけはし10月号

<かけはし10月号>

水害対策・河川改修促進を・人を増やし用地買収促進で堆積土砂撤去を

2019年の台風19号の豪雨で、夏井川水系では大きな被害を出しました。また、鮫川水系は夏井川水系より半分の雨量でしたが、遠野町滝で大きな被害になりました。他の多くの河川でも被害を出し、大災害一歩手前まで行った所もありました。気候変動の下で、これまで100年・1000年に一度と言われていた集中豪雨が起こりやすくなっています。

日本共産党県議団は河川改修予算の大幅増額を求めてきましたが、県はようやく台風19号の被害を受けてから増額をしました。しかし今度は一定予算があっても人の配置が不十分で工事が進まない状況です。関係住民や市との調整、河川にたまった土砂や灌木の撤去のための土地所有者との協議等予算に見合った人員が必用です。特に、河川敷の土地所有者の所在が不明で買収が遅れている例が多くあります。何代も土地の名義が変更されず、中には海外に転居してしまった方もいたりして時間と手続きに大変な時間がかかると言いう状況です。県に対し人を増やし用地買収を促進させ早期改修を要望しました。

IMG_0002_BURST00120220916095013

9月16日・関係地域の区長さんと現地調査・鮫川

高柴ダム・四時ダムの事前放流も実施

また、大雨が予想される時、ダムの放流で一挙に河川の水位が上がらないように、事前に放流できるよう、関係者との調整(工業用水や農業用水確保のため一定の水位が必用)を行うよう議会で求め、高柴ダムと四時ダムの事前放流も実現することができました。今後ますます激化する気候変動の下で暮らすことになっていきますが、災害をできるだけ未然に防ぐ、小さくする、このことで皆さんのご要望をしっかり受け止め力を尽くしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください