8日、9日、農林水産常任委員会の新年度予算審議でした。新しい「福島県農林水産業振興計画」の2年目に当たる、総額957億7591万円(対前年度比5、9%増)と部長から説明。就農センターを立ち上げる(自治会館内)、遊休農地増えている、食料安保の観点から小麦・大豆等生産拡大モデルを16地区で行う(奨励金国5千円+県5千円・10アール当たり)、漁業では汚染水問題でPRの予算拡大、原発放射能の影響でシイタケ原木使用はいつになるか不明、楢枯れの対策は伐倒以外ないなどの質疑応答がありました。飼料の高騰が大問題になっている畜産については、国調査では、令和3年と4年比では、畜産農家は283戸~263戸に、頭数は11800頭~11600頭に減ったとのこと(小さな農家分は入らない)などで支援の強化を求めましたが、国の動向をみるというのみという県のしせいでした。