日本共産党福島県議団・いわき市水害対策状況等調査

15日、日本共産党福島県議団は、いわき市の水害状況を調査支援しました。◆9/15いわき市役所で、市危機管理部横井次長から、被害概要の説明を受けました。
気象庁発表で、いわき市南部の雨量が1時間当たり110ミリ、総雨量236、5ミリです。河川の氾濫などで、住宅の床上浸水被害、1人が死亡。
甚大な被害を受けた県管理河川宮川がある内郷内町へ、平屋に住む80代女性は、夜の避難は危ないと思い、椅子に座り台所のテーブルに捕まって朝方3時頃まで水が引くのを待っていた。ピアノの鍵盤まで水が上がったそうです。
畳が濡れたままだか、重くて運び出せないという高齢男性には、市役所へ連絡をと。
避難所となった体育館が、浸水被害にあった内郷第二中学校を視察。校長先生からは、校庭と体育館の床下に汚泥がたまっている。汲み取り式が多い地域なので、汚泥には直接触らないようにと消防から言われている。天気が良い日は、細かいほこりになって舞い上がるため、生徒にはマスクをかけて登校するよう指示した。体育館の床板が反り始めているが張替えを。また、床下消毒だけでなく、汚泥土砂の除去もぜひ、子どもたちが運動する場所であり、成長期にある子どもたちの健康面から心配だと、強調されました。
被災した三和小学校の児童も二中に避難し、しばらくの間、ここで授業を受けることに。

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(いわき市から説明を受ける)

内郷二中は、体育館が床下浸水ですが、下から水が吹き上げてきた。床がささくれ立つのではと校長先生が心配していた。また、校庭に泥が堆積し取らないと使えないとも。

台所のテーブルに上がって難を逃れたと、内郷内町の高齢者。1週間たっても泥がいっぱい。

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