14日、共産党議員団で、避難区域の皆さんの要望等を聞く会を開きました。佐藤八郎共産党飯館村議、馬場積さん元浪江共産党町議、福島原発事故被害から健康と暮らしを守る会佐藤龍彦事務局長の皆さんです。
医療・介護の減免措置が段階的に縮小・廃止される問題、特定復興再生拠点区域のインフラ整備や、特定帰還居住区域の除染・解体問題、こうした区域以外の帰還困難区域をどうしていくか国が方針を示さない問題など、課題が山積です。馬場さんからは、「是非、国・東電交渉をやってほしい」と要望が出されました.。
帰還困難区域に設定された特定復興再生拠点で避難指示が解除されて1年になることから、解体除染の申込期限が今年度末で終了となるが、まだ決められない人もいる。いくら避難指示が解除されても、津島では空間放射線量は1mで3μシーベルトと言う所もある。インフラ整備も進まず、生活用水の確保は復興住宅は旧津島支所から引いているが、個人の住宅は井戸を掘るしかない、商店も無く買い物ができないため、津島に帰還したのは現在2世帯だけとのことで、安心して帰還できる状況ではないと言いました。
3月22日~28日まで、フォーラム福島、12時半から、1800円