30日、避難者の住宅追い出し訴訟等に関して、「ひだんれん」のみなさんが県交渉をおこない県議団も参加しました。(宮川は欠席)下記レポートは事務局。
国家公務員宿舎に避難された方を中心に、県の提訴はすでに40件にも上っています。
昨年提訴された避難者の1人は、生活困窮の上病気を患っており、提訴によってさらに追い詰められていること、現在支援者のみなさんとも連絡を絶つ深刻な状態にあり、いのちの危険があることなど、避難者の置かれた深刻な実態が口々に語られました。
生活実態、精神疾患の有無など、個別の課題を把握し、特別対応が必要な方にどういう対応をしているのかとの追及に、県の担当者は「法的措置に移行する前に、前段で様々な対応をしている」「法廷代理人を通じての対応となる」「個別案件の回答は差し控える」として、起こっている事態に正面から向き合う姿勢は見られませんでした。
神山、宮本、大橋の各県議が同席し、「追い出しと命のどちらを優先するのか」という話をと担当者に迫りました。
交渉自体、県は当初応じようとせず、党県議団の仲介でようやく実現したものです。避難者に寄り添い、声を届ける党の役割がますます重要です。