17日、福島市のテレサで開かれた、「原子力賠償・廃炉等支援機構(NDF)」が主催する、「東電・福島第一原発の廃炉に関する対話」に参加しました。東日本大震災原発事故から14年が過ぎましたが、事故原発の廃炉の方向が見えません。廃炉の方向に向けた技術的戦略の説明では、東日本大震災くらいの地震に耐えられるようにするためのリスク軽減の考え方が示され、「十分に安定管理がなされる領域」に持ち込む、燃料デブリ等取り出し、乾式キャスクに収蔵すると言いますが、果たしてできるのでしょうか。対話をしながら方向性を進めると言いますが、やはり霧の中で、心配は募るばかりです。
説明では、昨年から始めた取り組みと言います。決まってからでなく意見をもらいながら進める、昨年は浜通りで13市町村で、今年度は郡山でもと。更田委員長、池上執行役員からの説明、質疑応答でした。廃炉の見通しはやはり示されない。

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