26日、「福島県沿岸水産業復興議員協議会」が開かれ、県下漁協代表者のみなさんとの意見交換が行われました。大震災原発事故により大きな被害を受けた福島県の沿岸漁業は放射能問題でいまだに自粛を余儀なくされています。要望は13項目にわたり、東電の汚染滞留水放出絶対反対・魚介類放射能検査体制の充実強化・漁場堆積物除去作業予算継続・港の早急な整備などが強調されました。
放射能魚介類の検査体制について、出席した県の担当者は、検査機器の開発がすすめられている、コメの全袋検査のようなベルトコンベアー型検査機器の開発にメーカーと協力をしながら進めていると説明しました。これに対して漁業関係者の方は、検査する魚種が増えたり量が増えたしても対応ができるような開発になっているのか、下処理をしないで検査できるような魚類に特化した機器の開発が必要だが開発が採算に合うのか、県や国の支援はどうなっているのかなどの質問や要望が出ました。また検査体制では人員の確保が重要で、県や国の支援が求められるなどの意見が出ました。
この協議会は、浜通りの県議が超党派で参加しているものです。日本共産党県議団からは私と長谷部議員が参加しています。
写真は、懇談と意見交換の様子・会長の斉藤勝利議員があいさつ
皆さん御苦労しているんですネ
心が痛みます・・・
力になってさしあげて下さいネ
私は、福島県いわき市(旧平市)出身で、現在は、」京都市に住んでいます。
「しんぶん赤旗」やテレビ・ラジオやインター―ネット・テレビなどなどを通じて、東日本大震災と東電・福島第一原発事
故の事などを追いかけています。「しんぶん赤旗」に掲載される放射線量は、毎日見ています。個人的には、海が好き
であり、福島県の海と漁協の事などに関心が強いのですが、マスコミは、その取材網を使って、真面目に、報道をしま
せん。福島県漁連の名を使って、報道するのは、相馬港の事ばかりです。従って、私たちは、相馬港の事しか分かり
ません。
また、震災被災者・仮設住宅生活者などの現状や要求の事などの報道もマスコミは、まともにやっていません。
このようにマスコミの論調が明らかに変化したのは、私の観察では、昨年の野田首相の原発事故「収束」宣言からだ
と思います。
今にして思えば、野田首相の原発事故「収束」宣言は、悪政再開のゴーサインだったように思えます。
追伸
長い文章ですみません。先程、パンフレット『東日本大震災・原発災害 被災地での日本共産党』(日本共産党中央
委員会出版局、2011年)を読みました。その中で、宮川えみ子県議の文章も読ませて戴きました。
用件を書きます。私は今、『自然・社会・人間 アフリカ、日本、フクシマを考える―東日本大震災と個人史に触れて」
(仮題)という本を書いています。その本に、宮川さんの「東日本大震災・私の日記から」(54~61ページ)の部分を引
用したいのですが、その許可を出来れば戴きたいと思っています。
草々
矢吹菊夫さんへ
コメントありがとうございます。要望の件、引用OKです。ご利用ください。
今日は、日本共産党を代表して福島県議会で質問しました。
詳細はブログ右わきの日本共産党県議団に質問全体を掲載します。たぶん2~3日くらいに掲載されます野でクイックしてください。原発労働者問題ではかなり詳しく行いました。国に対しての基本認識も質問しましたが、知事は国に対しては弱いです。
しかし、オール福島の体制を本物にしなければと思っています。
宮川えみ子
①宮川さんありがとうございます。私の本の半分位は、東日本大震災と福島第一原発に関わるものとなる予定です。
原発労働者の問題もNHKが放送したものを録画しており、何度も繰り返して見ました。そこでのある下請け企業
の社長が、原発労働者を東電が最後まで面倒みてくれるならば良いのだが、そのような要求を東電に行ったら、あな
たの所はもういよ、と言われて、仕事がなくなってしまうので、そのような強いことは言えない、との趣旨を語り、結局、
原発労働者は、「使い捨てなのかな~」とつぶやいたことが、とても印象に残っています。
②宮川さんの10月2日の日本共産党県議団・質問全体をブログにアップされたならば、是非学習させて戴きます。
矢吹菊夫
矢吹菊夫様へ
5月30日の大阪講演のブログ(左上からも入れます)も参考にしてください
ご活躍を期待しております
宮川えみ子