良い天気の下で街宣をしました。若い女性とお母さんが寄ってきて「放射能を測ってくれるんですか?」と宣伝カーの所に来てくれました。早速測りに行きました。また、車で最後まで聞いてくれた方は「今度は(共産党に)入れっから」と言ってくれました。また、「他の党は見たことないね」と言う人もいました。若い女性は「宮川さんのお話は小さいころから聞いていた」と言ってくれました。
共産党の政策を街頭からお話するのは大事ですが、何より自分自身が元気になるので楽しいです。話はぶっつけ本番で「最後のころにやっと内容が良くなる」と運転している夫は言いました。
写真は、街宣・いい天気でまぶしかったです。
宣伝カーで街頭宣伝していると、「放射能を計ってくれるんですか?」とお母さんが寄って来る、という事は、それだ
け自分たちが暮らす場所の放射能がどうなっているのか知りたい、という切実な要求の反映ですね。
私の家族・親族らは、主に、いわき市を中心に暮している(双葉地区の者もいますが、避難生活をしています)ので
すが、小さな子どもを持つ姪は、昨年の5月に敬愛する伯母の葬儀で私がいわき市に帰省した時に、放射能があるか
ら子どもらを外で遊ばせられない、と言っていましたが、よく聞くと、実際に、自宅やその周辺の放射能測定をやっては
いないようでした。
放射能は、根拠を持ってこわがる、だが、根拠なく安心もしない、という事が私は大切だと思いますが、幼稚園・保育
園、学校などなどの公共施設は、それなりに放射能測定をされているのかもしれませんが、個人の家は、まだまだ放
射能測定がされていないようです。
宮川さんのように、そこにいる議員さんが、「放射能を測定する」だけではなく、県や市町村などの行政が、「無料で
放射能を測定します」と測定器を持ち歩き宣伝カーで自らの担当する自治体をべた(面)で回れば、根拠を持ってこわ
がり、根拠を持って安心することが出来るでしょうね。予算は、例えば、東電の賠償金(自治体の被害分を算出して請
求する)や復興予算や復興税を使う手があります。
そして、その時の核種・数値を地図に落として置き、例えば、ベラルーシが人海戦術で5年ごとに「放射能マップ」を
作っていますが、次の調査時に、そのデータと比較すれば、放射線の線量が動いていることが分かる筈です。これ
は、少しでも被ばくを減らすために、ベラルーシ政府がやっていることです。その情報は当然、住民に公開します。
なお、ご存知かもしれませんが、ベラルーシ政府は、小学校に、食品の放射線量を測定する高価な機器を置
き、それを扱える訓練を受けた教員を配置し、住民は、いつでも学校に、調べて欲しい食品を持って行き、自らが食べ
る食品の安全を確認しています。
これに習えば、例えば、保健室の先生や理科や家庭科が専門の先生など、機器を扱える人材を複数、小学校に配
置する(ベラルーシに比して、日本は人口密度がはるかに高いため。及び先生の仕事が多いため。負担軽減を計る)
事などの工夫や30人学級の実現と兼ねて人材を配置するなど、やり方はいろいろあると思います。復興予算を、
我々から復興税まで取るのですから、上手く使うのが大切かとも思います。
草々
矢吹菊夫 様へ
ご意見ご要望ありがとうございました。全くその通りだと思います。行政に働きかけていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
宮川