毎週月・金は決まった場所で決まった時間に街宣をします。30年くらい続けているでしょうか。長年の間に場所も曜日も時間もずれてはきましたが、街宣をしないと落ち着きません。今日は「暑い季節は平和を考える季節」をテーマに街宣しました。終戦記念日・広島長崎に原爆が落とされたこと、オバマ大統領が始めてアメリカは核をなくす国を目指すとしたこと、NPT再検討会議があったこと、自分が満州(現中国東北部)からの引き上げであることなどを話しました。
井上ひさしの本「父と暮らせば」のことも話しました。原爆を浴びて死んだ父、生き残った娘の話です。
前口上で井上ひさしは「あのときの被爆者たちは、核の存在から逃れることのできない20世紀後半の世界中人間を代表して、地獄の火で焼かれたのだ。・・・・おそらく私の一生は、広島長崎を書き終えた時に終わるだろう」と。でも早かったでした。(20104月10日死亡)
写真は、街宣・原爆ドーム・本。