「2年以上たっても暮らせない」と広野町・共産党県議団訪問

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25日、県議団として、広野町と双葉町をたずねました。 広野町では、昨年12月の町長選で新たに町長となった遠藤智(さとし)町長から復興の現状と今後のとりくみについてお話をうかがいました。広野町は、福島第一原発から20~30キロ圏内で、2011年3月13日に避難指示発令、同4月22日に全域緊急時避難準備区域に指定、同年9月30日に指定解除、次の年2012年年3月31日に避難指示解除されました。

しかし解除から2年以上たっても5100人を超える町民のうち帰還者は3割程度です。医療・介護・福祉・商業などの生活環境整備が整わず、原発の収束が進まない不安が大きいです。帰っても暮らせないうちに賠償が打ち切られ生活の困難が続いていると言います。町長は精神的損害賠償の延長、早期帰還者に対する精神的賠償の追加、旧緊急時避難準備区域に対する新たな制度を求めているといいます。帰還決定後1年で賠償が打ち切られ生活困難に陥っていることはどこでも同じです。原発再稼働のために福島原発の安上がりな解決を強引に進めようとしている国の無責任をただしていかなければならないと改めて思いました。

写真は、広野町役場で懇談

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写真は、町役場の前で・町長・県議団・畑中大子町議らと

 

 

 

 

 

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