8月30日、福島県議会エネルギー政策議員協議会(エネ協)は、佐藤雄平知事が福島第一原発3号機でプルサーマル計画を認めたことに対し、県執行部に知事がプルサーマル計画を受け入れた経過の説明を求めました。共産党県議団は、全員協議会の開催を求めましたが、議長はエネ協での説明で済ませることに決めました。そこで、再度エネ協では知事が説明をすべきと申し入れました。しかし知事は出席をせず部長説明でした。極めて政治的判断にもかかわらず知事は最後まで県民に対して説明責任を果たしませんでした。
知事は、県自身の到達を後景に追いやり技術的3条件にすり替えた、県民は納得していないと述べ、5点質問しました。①県民の意見をこれからでも聞くべき②「中間とりまとめ」に対しての具体的審議経過③安全確認のためのプロジェクトチームの継続性④使用済みMOX燃料が福島県に留め置かれる県民の不安対応⑤8月23日の第一原発3号機の作業員被ばく問題でした。しかしいずれも明確な答弁はありませんでした。
質問をしたのは、共産党の私だけでした。社民・県民連合の加藤議員は意見を述べました。こんな重大な問題なのにせめて今後の問題くらい質問したら?という声も。
写真は、エネ協での発言。