10日、総務常任委員会は原発問題を扱う危機管理部の審議です。明日は大震災原発事故からまる5年、今でも思い出すと胸がどきどきすると延べ質問しました。
まず、東電はメルトダウン(炉心溶融)判断基準のマニュアルを5年後の今になって発見した・気づいたというが原発を動かす会社として失格だと延べました。(福島原発事故の検証を進める新潟県技術委員会に追求されて明らかになった)
この問題では、元日本原子力研究開発機構上級研究主席・田辺文也さん(赤旗新聞3月10日付け)が、「微候ベース手順書」に従っていたら、2号・3号の炉心溶融を防げたのではないかと述べていることを取り上げ、本来は福島県もこのような検証をやれなかったのか、今からでも福島県独自に検証をすべきではないかと質しました。
私の質問に対し、汚染水は、条件によってかなり変わるが第一原発建て屋地下水は当初の400トン→300トンになって、さらにサブドレン汲み上げで→150~200トンになって、さらに海側遮水壁を作ったことで地下水上昇汲み上げ戻しで200~300トンになっていると説明。合計約400トン/Dとなっている、凍土遮水壁ができれば減ると説明されました。しかし、これはかなり不明瞭と思われます。汚染水貯蔵タンクは約1000基・90万トンとも説明がありました。
原発労働者の危険手当を手元に必ず届くよう、また、溶融燃料に近づく作業になるので健康管理強化を東電に強く申し入れるようになど質しました。写真は、赤旗新聞社が2月25日に写して提供されたものです。