「学ばなければ平和は失われる」、前川喜平・憲法と教育講演会

4日、いわき市文化センターで、前川喜平氏(前文部科学事務次官)の「憲法と教育」の講演会が開かれ、800人が参加しました。500人の開場予定が希望者が多く第二会場を設定しての講演会でした。「学ばなければ平和は失われる」とわかりやすく楽しく確信の持てた講演会でした。戦前、個人の尊重に重きを置いた考え方が退けられ、国家主義がはびこった、その害虫(害獣)を根絶できず再びはびこらせている、流れを安倍首相は引き継いでいる(中曽根康弘・岸信介安倍首相の祖父の流れ)など。また、憲法・教育基本法のポイントなどわかりやすかったです。安倍政権に対しても「政権が長期化してゆがみが出ている、官邸が官僚の人事に大きな影響を持ち、政治家の顔色を気にする役人が増えた。最高裁判所の判事の権限もありきわめて危険な状況になっている」なども。

主催者・渡辺則芳氏(性源寺住職・市民アクション呼びかけ人)挨拶。全国革新懇・原発反対住民運動全国センター筆頭代表)の閉会のあいさつがありました。

 

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