東京電力福島原発事故で避難指示が出された福島県沿岸部の楢葉町・浪江町・大熊町・双葉町・富岡町などの住民216人が東電に損害賠償を求めた裁判で、仙台高裁が、いわき地裁判決を上積みし、東電に津波対策を先送りしたと断罪した判決を下しました。裁判長は、さらに東電に原告の苦痛を長期化する事は許されないと述べました。早川団長は、原発建設当時から危険性を指摘し建設反対運動をしてきました。原発が建設されてからは安全運転を求めて交渉を続けてきました。そして、事故に遭ってからは放射性廃棄物の仮置き場に自分の田んぼを提供し除染が早期に進むように協力してきました。人生のすべてをかけた原発との戦いでした。早川さん、そして多くの関係者の皆さんおめでとうございます。東電は上告をやめるよう強く求めます。