(3)鮫川改修要望・本庁河川課に鮫川等改修要望をしました

13日県議団控室で、いわき市南部に位置する二級河川(県管理河川)鮫川の改修要望を吉田英策県議と行いました。河川整備課・伏見副課長が対応で意見交換をしながら要望をしました。鮫川は2019年の台風19号で水位が堤防すれすれになった地域もありました。堤防のかさ上げや補修は進んで来ましたが、河川の堆砂除去や灌木の伐採は一部進み始めましたが(江栗大橋上流・左岸等)、全体的にはなかなか進みません。河川の中とはいえ、その土地の地主が不明で連絡がつかない等、用地買収が進んでいないこが大きな要因です。

用地買収の交渉にあたる職員不足が大きな要因で、職員の増員や作業の効率化などを要望しました。職員不足は出先機関でも大きな課題になっていました。

それでも、江栗大橋下流の右岸(錦地区)は、ほぼ用地買収がまとまって、来年度から灌木の撤去や堆積土砂の撤去作業に入れる見通しとのことです。上流部分はまだ用地買収が必要な個所は20~30か所残っているとのことです。

下流のJR近辺・左岸(植田側)は、手つかずになっていますが、早期用地買収を進め堆積土砂の撤去を求めました。

県は、人員確保に努力したい、用地買収は信頼関係が大事で個人情報なので基本は県職員が対応に当たるが専門家に委託など、効率的運用も図りたいと言います。また、用地買収が一定進んだら全部完了しなくても、灌木の撤去などを先行したいと答えました。

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鮫川広域基幹河川改修事業(図面)L=8、843mは、2016年~2046年間・30年間の長期事業です。気候危機が進む中で予期せぬ水害が多発しています。住宅密集地区を中心に一刻も早い改修が進むよう全力を挙げるよう求めました。

地域の皆さんと、勿来土木事務所(8月16日)と、いわき建設事務所(8月31日)と要望してきましたが、地域の皆さんのご意見を伺いながら今後とも取り組んでまいります。

「いわき文学」37号が発行、感想が寄せられました

「いわき文学」37号が発行され感想が寄せられました。

「いわき文学」特集沖縄本土復帰50年。その中に、岡進さんの「沖縄返還50周年を顧みて」という一文があります。その文章中に引用されている「永井隆博士が子供たちに寄せた言葉」があります。ちょっと、長いですが、書き出します。
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私たち日本国民は、憲法において戦争をしないことを決めた。・・・憲法で決めるだけなら、どんなことでも決められる。憲法はその条文どおり実行しなければならぬから、日本人としてなかなか難しいところがあるのだ。どんなに難しくても、これは善い憲法だから、実行せねばならぬ。自分が実行するだけでなく、これを破ろうとする力を防がねばならぬ。これこそ、戦争の惨禍に目覚めた本当の日本人の声なのだよ。
しかし、理屈は何とでもつき.世論はどちらでもなびくものである。日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から憲法を改めて、戦争放棄の条項を削れ、と叫ぶものが出ないともかぎらない。そして、その叫びがいかにももっともらしい理屈をつけて、世論を日本再武装に引きつけるかもしれない。
もしも日本が再武装するような事態になったら、そのときこそ、・・・誠一よ、カヤノよ、たとい最後の二人となっても、どんな罵りや暴力を受けても、きっぱりと「戦争絶対反対」を叫び続け、叫び通しておくれ!
たとい卑怯者とさげすまれ、裏切り者とたたかれても「戦争絶対反対」の叫びを守っておくれ!・・・
愛で身を固め、愛で国を固め、愛で人類が手を握ってこそ、平和で美しい世界が生まれてくるのだよ。いとし子よ。敵も愛しなさい。愛し愛し愛しぬいて、こちらを憎むすきがないほど愛しなさい。愛すれば愛される。愛されたら、滅ぼされない。愛の世界に敵はない。敵がなければ戦争も起こらないのだよ。<以上、立石先生>