28日、民主党と自民党の代表質問でした。広がり続ける原発放射能問題・賠償除染などの遅れが自民党や民主党の代表質問でも指摘されました。
写真は、控室にて・連続ドラマ梅ちゃん先生も今週いっぱい
26日、「福島県沿岸水産業復興議員協議会」が開かれ、県下漁協代表者のみなさんとの意見交換が行われました。大震災原発事故により大きな被害を受けた福島県の沿岸漁業は放射能問題でいまだに自粛を余儀なくされています。要望は13項目にわたり、東電の汚染滞留水放出絶対反対・魚介類放射能検査体制の充実強化・漁場堆積物除去作業予算継続・港の早急な整備などが強調されました。
放射能魚介類の検査体制について、出席した県の担当者は、検査機器の開発がすすめられている、コメの全袋検査のようなベルトコンベアー型検査機器の開発にメーカーと協力をしながら進めていると説明しました。これに対して漁業関係者の方は、検査する魚種が増えたり量が増えたしても対応ができるような開発になっているのか、下処理をしないで検査できるような魚類に特化した機器の開発が必要だが開発が採算に合うのか、県や国の支援はどうなっているのかなどの質問や要望が出ました。また検査体制では人員の確保が重要で、県や国の支援が求められるなどの意見が出ました。
この協議会は、浜通りの県議が超党派で参加しているものです。日本共産党県議団からは私と長谷部議員が参加しています。
写真は、懇談と意見交換の様子・会長の斉藤勝利議員があいさつ
9月19日は、各団体からの要望を聞く会の2日目です。「難病団体連絡協議会」「聴覚障がい者団体」「県漁協共同組合連合会」「県農業会議」「JAグループ福島」「県林業会議」「県社会福祉協議会」「県保険医協会」「県教職員組合」などでした。文章による要望も含めて17団体のみなさんが2日間で見えました。
共通の内容では、「福祉避難所」の確立など大震災原発事故を受けてもともと福島県の弱かった福祉部門が顕在化した中での深刻な要望が今日も多かったです。
「聴覚障害者情報提供施設」設置はH12年2月議会で全会一致で請願が採択されているにもかかわる全国で最も遅れていることなどの要望もありました。社会福祉協議会からは「情緒障害児短期治療施設」は全国57か所の国の目標で県は未設置なども。
県教職員組合からは、正規教員の増員や教員住宅の不足などたくさんの要望をいただきました。
写真は、難病団体連絡協議会の皆さんの要望を受ける
9月18日、各団体のみなさんの予算要望などをお聞きする会がありました。今日は「福島県腎臓病協議会」「福島県私学団体総連合会・福島県短期大学連絡会」「きょうされん福島支部」「福島県市長会」の皆さんです。
腎臓病協議会のみなさんは、県内の人工透析患者は5千人を超えている緊急時の対策や医師不足の深刻さ、また、糖尿病の予防治療の対策推進を要望。私学団体のみなさんは、原発震災で子どもの数が大きく減り苦慮しているなど支援強化と施設の耐震化の要望が。きょうされん(障がい者団体)のみなさんは、福祉を支える人材不足では特に大震災で全国の応援を受けているが追い詰められている、派遣を継続できる仕組みと地元雇用での抜本的推進などを。市長会では文書要望でしたが、大震災原発事故を受けて多岐にわたり国と県に主体的積極的な事業と財政支援を求めるものです。除染問題だけでも14項目にわたっています。
写真は、各団体からの要望聴取。
写真は、同上。
9月16日、今日は忙しい日でした。近くの双葉町の仮設住宅を訪問し要望をお聞きしました。ちょうど「お出かけアリオス」のミュージック演奏中で皆さんと一緒に楽しませてもらいました。自治会長さんやみなさんの強い要望は、どこに落ち着くことになるかわからないが前と同じ暮らしができる賠償にして欲しいといいます。しかし、東電と国は2ヶ月前から変わってきた、厳しい対応だといいます。福島の復興なくして国の復興無しは飛んで行こうとしています。物置は作り始めたようですが、ものすごく小さく家から思い出の品も持って来れないといってました。
写真は、仮設住宅で「お出かけアリオス」のミュージック
写真は、仮設住宅の物置きはなんと小さい、これで3つ分です
写真は、子ども会おみこし