12月定例県議会の質問で、いわき市遠野町に計画されている三大明神風力発電計画の中止を県は国に求めるべきと質しました。この計画は風車4,200kW・9 基の計画で、1基当たり高さ140m、羽根の直径は 117mにも及ぶ巨大なものです。建設予定地は国土交通省の土石流危険渓流になっており、市の水道がなく沢水利用の地区です。住民有志の「遠野町の環境を考える友の会」の皆さんが、深刻な環境への影響を懸念し、地域の 8 割もの反対署名をもって県 に 7 度、国にも直接中止を求めてきました。今議会の12月15日にも県に要望しました。国もガイドラインは 企画立案の段階から住民の理解が必要としています。
【県河川砂防課も台風被害調査に】
この事業の計画地区は昨年の台風で土砂崩れ等大きな被害を受けました。福島県河川砂防課は、今後の豪雨等により再び土砂・洪水氾濫を引き起こす可能性がある地区として調査を行っています。このような地域に土地の大規模改変を行う事業を行っていいのか問われています。
【いわき市にも要望】
12月23日友の会の皆さんはいわき市に対しても、土砂災害の安全評価がなく土石流の危険を増すおそれが高いことに加え、生活用水の汚濁や渇水を引き起こす可能性がある事業計画であるため、事業停止を求めること、事業地域の保安林解除に対してはこれを認めない事について要望しました。
【メガ発電から地域住民参加型の再エネへ】
12月議会では、福島県も 2021 年度から 10 年間を期間とする次期「再生可能エネルギー推進ビジョン」 の改定作業を始めましたが、再エネ推進の数値を追いかけメガ発電に偏って環境への配慮を欠き、環境破壊につながってきたことを見直し、地域住民が主体となって自然資源を環境共生的な方法により利用し、持続可能な地域づくりの推進を求めました。
福島県全体では、県内の風力発電計画は、阿武隈山系を中心に717基、大規模太陽光発電が9事業(100ha)あり、環境を守るルールを作らなけれは環境破壊が非常に心配される状況です。
三大明神中止を求めるチラシは下をクイックしてください。






24日、今年最後のバトミントン。

福島県は、三大明神風力発電事業予定地域で昨年の台風で土砂災害を引き起こした地域の調査を行っています。このような地域に事業認可していいのでしょうか。Tさんは「猪を追いかけて毎日この地区を歩いている、こんなところに風力発電を作るなんて常識では考えられない、絶対中止をしてほしい」と強く訴えました。





コロナ禍で困った時共産党へ、ポスターが出来ました。

最終日の今日、神山議員が討論を行い、12月定例県議会は閉会しました。
知事があいさつに。
今日も大雪

郡山市と比較して福島市はのPCR検査は以下のように少ない状況です。
県庁は雪がひどくなりそうです。お姫様のようにそろそろと、いや、ペンギンのようによちよちと。
企画環境部長は、いわき市に住民同意等で助言をする、経産省とも話をしてみるとしてくれました。
