7月31日、いわきの祭りが、いわき市の最南端勿来から始まりました。皆さん暑中お見舞い申し上げます。暑いですので十分体調にお気をつけてください。
写真は、いわき踊り・勿来ひとまち未来会議の蛭田会長と・夜は鮫川の花火大会
毎週月・金は決まった場所で決まった時間に街宣をします。30年くらい続けているでしょうか。長年の間に場所も曜日も時間もずれてはきましたが、街宣をしないと落ち着きません。今日は「暑い季節は平和を考える季節」をテーマに街宣しました。終戦記念日・広島長崎に原爆が落とされたこと、オバマ大統領が始めてアメリカは核をなくす国を目指すとしたこと、NPT再検討会議があったこと、自分が満州(現中国東北部)からの引き上げであることなどを話しました。
井上ひさしの本「父と暮らせば」のことも話しました。原爆を浴びて死んだ父、生き残った娘の話です。
前口上で井上ひさしは「あのときの被爆者たちは、核の存在から逃れることのできない20世紀後半の世界中人間を代表して、地獄の火で焼かれたのだ。・・・・おそらく私の一生は、広島長崎を書き終えた時に終わるだろう」と。でも早かったでした。(20104月10日死亡)
写真は、街宣・原爆ドーム・本。
7月27日~29日、商労文教常任委員会で、①大阪市の咲くやこの花中学・高校のスペシャリストを目指す一貫教育②広島県熊野町の伝統工芸・筆による町おこし③NPO法人雁木組の水上タクシーによる新しい観光④広島県の教員指導力向上の取り組み⑤広島県安芸高田市川根の住民主体の地域づくりを視察しました。
①中高一貫教育では、学校建設に93億円(工事・設備・用地)もかけたこと、早くから進路を決めていいのかの疑問を持ちました。写真は、豪華な学校。
②筆作りの後継者作りは、やはり課題のようでした。写真は、この道47年の技の筆作りを見学。
③雁木とは、川に下りる階段で、ここから船に乗ります。水上タクシーは売り上げが年間300万円程度なので、NPO法人とのこと、しかし多くの可能性を持っていると見えました。。写真は、江戸時代からある川に下りる雁木。
原爆ドームも川から見えました。
⑤川根の住民主体の地作りは、企業もこない・通勤もできない、ここで生きるしかないからと。とにかく何かの形で住民の全員参加、何でもやっているとの事。
ここでじいちゃんばあちゃん使って10万位稼げないかと構想練っている、マチ作りでメシ食えないかと構想を練っているとのこと。写真は、ゆずジュース。
26日、いわき市のある職場の問題で、不当労働行為に関して福島県労働委員会にあっせんを求めていた件について調停が行われました。傍聴はできませんでしたが、労働者委員の控室で調停をもとめている方や支援の労働組合の方と懇談しました。この委員会は中立・公正な立場で労使間で起きた問題を迅速・円満に解決し、労使関係の安定を図るために設けられた福島県の行政委員会です。
今、職場でのさまざまな問題があり、泣き寝入りしたり職場を辞めざるを得なくなったりの相談も多いのですが、まずはお気軽に相談をしてみてはいかがでしょうか。一人でも参加できる組合(県労連・電話・024-522-3097)もあります。
写真は、労働委員会の部屋・見取り図・控室での作業。
21日、原発の安全性を求める福島県連絡会は佐藤雄平知事に対して「プルサーマル問題で前知事時代に提起していた問題について」説明を求めました。会のメンバーは、早川代表・伊東副代表などで、共産党県議団は私と藤川県議が同席しました。県側は、荒竹宏之・生活環境部次長、小山吉弘・同原子力安全対策課長、佐藤浩光・企画調整部エネルギー課長が対応しました。
会では、県がプルサーマル計画を強行しようとしている問題で、アンケートの第2次集約508人分を提出しました。前知事時代に県自らがまとめた「中間報告」を180度転換して、プルサーマルを認めようとしていることで、県民が厳しい不信の意見を持っていることがアンケート結果に出ていることを踏まえ、①プルサーマルでの資源節約になるのか②コストや廃棄物問題③六ヶ所再処理稼動での余剰プルトニュウム問題④第二処理工場の実現可能性の低い中での使用済みMOX燃料問題など、具体的説明を求めました。
対応した次長などは、具体的説明はできず技術的3条件がクリヤーすることだけで進める矮小化した考えを示すだけでした。
写真は、アンケート集約一覧表