衆議員から参議院に秘密保護法案が回りました。野党も割れました。国会議員も国民もがんじがらめと日本共産党の仁比聡平参議院議員が議場で呼びかけました。海外からも異常な法案と批判が出ています、軍事的にアメリカと一体化することでテロの脅威も指摘されます。じわじわと進む異常な国づくりです。参議院で廃案にするために最大限の力を尽くしましょう。
月別アーカイブ: 2013年11月
美術サークル「3B展」にどうぞ・出品します
全員が反対慎重・特定秘密保護法福島公聴会
生身の人間の目線に立っていない論議・安倍政権、内閣官房副長官補をつとめた柳沢協二さんの講演
「解決へ英知を集めよう」汚染水問題・共産党のシンポジュウムに参加
「修正に値しない!・廃案しかない」・秘密保護法案批判広がる
原発災害で2年8ヶ月たった今も津波の傷跡そのまま・南相馬市小高区・全県議員会議
日本共産党全県議員会議が17日・18日と行われましたが、2日目の今日は原発災害で今も津波の傷跡そのままの南相馬市小高区を視察しました。福島市から飯舘村を通っていきますが、飯舘村は全村避難で除染が本格的に行われていました。美しかった田んぼはどこもかしこも草で覆われていました。
南相馬を案内してくれたのは、渡部寛一南相馬市議です。原発事故による「避難指示解除準備区域」になっている小高区・浪江町請戸(うけど)地区の内面排水用のポンプ場付近は一年半前(2012年5月11日)に県議団で視察した時は水浸しでしたが、今はセイタカアワダチソウなど草に覆われ、ひっくりがえった車がアワダチソウの茂みに隠されるように残されていました。500軒もあったと説明された家々は見るも無残な形で数軒がポツンポツンと残っていました。
渡部市議は、この水門を開けるのに自衛隊に頼んで放射能の恐怖に怯えながら、3回失敗し4回目にやっと開けることができた、40センチしか開けられなかったがそれでよかった(亡くなった人を見つけるためには)と言い目頭を押さえ説明してくれました。
写真は、渡部貫一市議から水門の場所で説明を聞く
写真は、2年8ヶ月前そのままの津波あと
写真は、第一原発から6・5キロメートル・遠くに第一原発が見えます
写真は、やっとがれき置き場が作られている
JR浪江駅前商店街では今でも地震の被害そのままで新聞店に2011年3月12日付の新聞が積まれたままでした
写真は、地震の後そのままの浪江駅前商店街
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写真は、なみえ焼そばで有名だった店も蔦で覆われて
急速に関心が!知らない人とわかった人との差が大きい・秘密保護法反対
住み替えの柔軟対応を・判断材料のないところでの判断に苦しむ・・尽きることない課題・大熊町との懇談
15日、原発震災で会津若松に役場を移転している大熊町を訪問し、渡辺利綱町長と懇談しました。大熊町民は役場のある会津若松には約2400人・いわき市には約3400人など各地に避難をしています。懇談は2時間位続きましたが、渡辺町長は原発と40年共生してきたがたくさんだ、こんな思いをもうさせたくないと全機廃炉は当然との考えを示しました。
住み替えの柔軟対応・医療の減免や高速料金無料化などの方向付け・賠償と除染の切り離し・泥棒対策への支援・仮設住宅補修と物置・いわきに特老施設移転が人材不足でできない・東電に働きに行っている方の労働条件整備・自治体単独は難しいが復興拠点を置きたい・1ミリシーベルトは堅持してほしいなどなど尽きることない話し合いになりたくさんの要望もいただきました。
そして、復興公営住宅の入居希望などを募集するにもこれからの方向が見えない中、判断材料がない中、賠償もからんで住民は非常に悩んでいると言い、国も含め現場に足を運んで欲しい、3年も帰れないと家々がどうなっているかなど現場も見て欲しいと言いました。これらの思い要望をしっかり受け止め国とも連携をとって取り組むことを述べて後にしました。
写真は、会津若松にある大熊町役場で渡辺利綱町長と懇談
写真は、大熊町役場玄関にて(一番右は石田大熊町議・宮本さんは市長選応援)
写真は、日本共産党会津若松地区委員会で宮沢委員長と
勿来高校にいわき養護学校高等部の設置。いわき市の高校入試避難生徒の分も枠確保を。
12月定例県議会に向け会派主催の政調会が開かれました。いわき養護学校(平)は児童生徒が増加して増築を行ってきたが、特にいわき市南部からの生徒が増加していること(避難者も多くなってきている)、遠距離通学であることなどから高等部を設置することが示されました。想定として、60人程度・12学級(通常・重複障害合わせ)の計画です。来年度工事をして早くて2015年度から入学できるとのこと。前々から要望が強く私も求めていたものです。
来年度の高校入試は、いわき市に避難されてきている生徒の分も枠を増やすよう求めました。県教育委員会は中学3年生の進路調査を行って数をつかんで枠を対応していると答えました。私は今後も増加傾向になると思われるので十分な枠で対応するよう求めました。
写真は、政調会と教育委員会の資料