国会が始まり衆議院参議院の代表質問が始まりました。自民党安倍首相のかねてからの狙いは憲法9条の改訂です。いっぺんに9条改訂は難しいと見て、2段階に分けて改訂しようとしています。つまり、憲法そのものの改正を行うのに「まずは96条改訂で」要件をゆるめて、国会議員の2分の1の発議でできるようにしてから(現在3分の2)、改めて9条改訂を狙うわけです。
新年会も10回以上続きましたが、あちこちで「憲法9条の改訂は心配だ」と言われます。今が頑張りどきと思って9条改悪を許さない話をしています。
写真は、自民党安倍首相の憲法改正の狙いを報道
月別アーカイブ: 2013年1月
「被災した子どもどうしも受け入れる側も交流が進むように」学校訪問・商工会議所新年会
今日から「中辛」・子どもの成長
県内住民500人余が国と東電に損害賠償を求め提訴
子どもは勉強が途切れてる・故郷に基盤がない・子どもに支援をと、市労連旗開き。常磐新春の集い
いわき市労働組合総連合の旗びらきがあり連帯の挨拶をしました。それぞれの単組から問題提起など報告がありました。教員組合からは、子どもたちの現状が報告されました。いわき市は双葉郡等から避難者している子どもも多い、避難で居住地が転々と変わり勉強がとぎれとぎれになり、勉強が遅れて来ている子もいる。前は勉強ができたのにと自信がなくなって学校にこれなくなった子もいる。子どもたちは大人と違って故郷に基盤がない頑張れない、幼馴染と別れ揺れていると、また、地域になじめない子もいて(隣県の)北茨城や水戸に行く子もいると。もっと子どもに接してやりたい先生やスクールカウンセラーがもっと欲しいと言います。講師も不足している、39歳で昇給停止もやめるべき集まらないとも。
写真は、ビール瓶のパンダ
「悩み苦しみ続けている・賠償の継続と除染・住宅家賃支援の継続を」と県議会報告を見て次々と電話が・・
23日の今日、新聞に県議会報告が折込まれいわき市だけで私のところに3件の電話がありました。
そのうちの一人は、幼い2人の子どもを持つ父親で、いわき市の北のはずれの原発から30キロ圏内に居住していた方です。今は同じいわき市の一番南のはずれに避難をして来ていると言います。
賠償を打ち切らないでほしい、除染を早くやってほしい、住宅支援を継続してほしいと言います。
原発の爆発事故があって、防護服を買って高圧洗浄機を買って、避難して、会社も継続できなくなり仕事も変えざるを得なかったと言います。両親は先に戻ったが、自分たちには戻れとは言わない、早く孫の顔を見たいようだが口には出さないだけに本当にかわいそうだと言います。放射能の数値が下がらず子どもの事が心配で戻れないと夫婦で悩み続けていると言います。
どれほどの方々がこんな思いを抱えていることでしょう。日本共産党の県会議員として身の引き締まる思いです。思いをしっかり受け止め頑張り続けることだと思います。
写真は、今日オリコまれた県議会報告
不適正除染や働く人の条件改善など、日本共産党除染問題国会調査団・環境省福島環境再生事務所と厚生労働省福島労働局を調査
23日、笠井亮衆議院議員など日本共産党除染問題国会調査団が環境省福島環境再生事務所と厚生労働省福島労働局を調査しました。県議団と県労連のみなさんも参加しました。
この問題は、放射線量が高く国直轄で行われているところで不適切除染問題などが報道され、働いている人に危険手当なども払われていない問題で改善が求められていることなどでの対応です。
不適切除染は、除染そのものに不信が広がってきている、故郷に帰還を求めている方にも大きなダメージを与えるものになる、さらに働く人の健康管理など問題は大きいことなど、早急な実効ある改善を求め、国にも一緒に要望をつよめて行くことを確認しました。
写真は、環境再生事務所で・中央は笠井衆議院議員
写真は、労働局の入り口の最低賃金の看板
福島原発10基全面廃炉・異例の公共事業拡大社会保障切り捨て中止・など自民党新政権に言うべき、福祉型県政で仕事を増やし日本一長生きと子育ての県づくりをと知事申し入れ
賠償は「迅速・確実・もれなく・十分に」が求められていると内堀副知事。みんなで新しい県政を作る会が交渉
22日、みんなで新しい県政を作る会が副知事交渉を行いました。福島原発事故は人災であると言う認識で事故収束宣言の撤回を国に求めること、福島原発全基廃炉を国と東電に求めること、全面賠償をめぐって加害者である東電と国の姿勢が一層後退をしていることなど賠償の打ち切りなどをやめるよう求めることを申し入れました。
福祉型県政作り、除染作業では市町村や作業員支援、子どもの発達状況の把握、避難者支援なども要望しました。
内堀副知事は、賠償は迅速・確実・もれなく・十分にが求められている、風評被害が固定化される一方大事なことが風化してきている、言い続けること発信し続けることが重要と答え、今日の意見は参考になる予算の執行に反映したいと答えました。
写真は、内堀副知事との交渉
写真は、会の皆さんの意見交換