4月29日、いわき市消防団春季検閲式でした。消防団の皆さんには仕事をしながらの厳しい条件の中の活動で、日ごろはもちろん大震災では言葉では言い尽くせないほどの活躍をしていただきました。消防団の皆さんの安全対策・待遇改善など今後とも力を入れていくことが重要と改めて思いました。女性消防団の皆さんからは、「避難して行った方はぜひ連絡を」と呼びかけ、色々な情報を伝えたいと言っていました。
写真は、がんばっていただいている消防団員の皆さん
写真は、女性消防団の皆さん
4月26日、いわき市が復興のシンボルとして小名浜に誘致しようとしているイオンについて、いわき市の街づくりのあり方が心配されていることから、いわき市議団と茨城県水戸市に内原イオンの話を聞きに行ってきました。内原イオン・水戸市商店会副会長・水戸市の各関係者の皆さんにそれぞれにお話を聞きました。
合併前の内原市は一般会計が50億円なのにイオンが進出した区画整理事業費は65億円であったこと、誘致が合併前の話で、水戸市商店会は何の意見も言えなかったことなどが話として出されました。田んぼの中に出店して来たイオンは街が引っ越してきたようでもともとの商店会の疲弊は厳しいものがあります。地元からイオンモールに入る条件は、無休・長時間営業・負担額など相当難しいようでした。
写真は、左から、大内茨城県議・中庭水戸市議・伊藤いわき市議団長・同高橋市議・同渡辺市議・長谷部福島県議・私・溝口いわき市議です
写真は、イオンモール(株)東北開発部・藤森剛担当部長からお話を聞く
写真は、水戸市都市計画部内原都市整備事務所・加藤木優所長から誘致の経過の話を聞く
24日、消費税を上げなくても財政再建と社会保障の充実はできると日本共産党の提言集を持って各団体の皆さんと懇談。今日は医師会事務局・JAいわき・JA中部・県漁連・小名浜機船底曳網漁協・いわき底引きの皆さんと懇談をしました。「ものが言えない人からまきあげる、(経済が)悪循環に陥る、血の通った対応が必要」など痛烈な批判の声もありました。また、TPP問題では、マスコミが実態を報道しないと批判が出ました。また、医師会事務局での懇談では看護学園の地震被害での建物改修では時間がかかるのに、2年で建物を改修せよでは実態に合はない、柔軟な対応をと求められました。
22日、勿来9条の会4周年記念行事として、昨年福島県チェルノブイリ原発事故調査団団長としてチェルノブイリを視察された、福島大学前副学長・清水修二先生の「チェルノブイリと福島─差異と教訓」と題して講演が行われました。
清水先生は昨年の福島県の大震災原発事故の問題では憲法の観点から、「希望を持って生きられるか・家族とともに生きられるか・差別されずに生きられるか」復興はこの権利の回復が重要といい、原発を無くすことが重要と話されました。
また、福島県も放射能が少ない南会津やこの勿来などに子どもたちの保養所を作ってはどうかなどの話もありました。会場いっぱい集まった人からは、食品の安全の問題で質問がたくさん出ました。
また、近いところでこのような講演会を開いてもらってよかったなどの感想もありました。
写真は、講演する清水修二さん
21日、浜通り医療生協主催のシンポジュウム「起きてしまった原発震災!今、福島の復興を考える」に行って来ました。佐藤栄左久・元福島県知事、いわき市出進の大学院生・開沼博氏、日本共産党元参議院議員・政策委員長・医師の小池晃氏、日野秀逸・日本医療生協連合会副会長 の4人のシンポジウムでは、歩んできた道はかなり違いますが、原発問題の現状認識や復興対策では、100 %一致したものであり大変よかったでした。最後に「上からでなく下から、集中でなく分権で、外からでなく内から」と、日野秀逸さんのまとめでは皆さんも大きな拍手を送りました。
写真は、シンポジュウム会場
写真は、小池晃元参議院議員・政策委員長・医師