福島第一原発の汚染水流失問題は国家的危機です。日本共産党福島県議団は斉藤健治議長に議会の意思として国と東電に緊急に抗議の要請をすべきと強く求めていましたが意見がまとまり、28日付で、安倍信三内閣総理・茂木敏充経産大臣・田中俊一原子力規制委員会委員長と、広瀬直己東電社長あてに緊急要請文送付しました。日本共産党県議団の提案で9月定例議会で国と東電を議会に招致することにもなりました。
写真は、国と東電に出した要請書(福島県議会のホームページに全文掲載)
25日、日本共産党の板橋地区と練馬地区の後援会のみなさん総勢360人が福島県に観光で見えました。温泉を楽しんだり様々な施設を見たりしながら、津波被災地や原発被害地域の視察も行うとのことです。頑張っている福島県のことを紹介しながら、汚染水問題は国家的非常事態で国が全面的責任を持って進めるべき、原発の再稼働を許さない戦いを連帯して頑張りましょうと訴えました。福島の食べ物は厳しく放射能検査を行っていて安心なものばかりです、ゆっくり味わって食べてくださいお土産もどうぞと結びました。
写真は、福島のためにバスの中で募金を集めてくれたとのことでありがたくいただきました
写真は、会場いっぱい合わせて360人の日本共産党後援会の皆さん
写真は、参議院東京選挙区で当選した吉良よし子参議院議員(総務・憲法審査・倫理選挙特別各委員です)も駆けつけて御あいさつ
21日汚染水問題で、日本共産党の高橋ちづ子衆議院議員・紙とも子参議院議員・笠井亮衆議院議員・塩川鉄也衆議院議員と長谷部・宮川県議、いわき市議団はいわき市漁協と福島県魚連と懇談をしました。
いわき漁協との懇談では、2年半たってやっと試験操業ができるかと思った時にこのような事態になってしまった、なんとか試験操業をやれるようにして欲しいが、東電は次々と小出しにして信用ならない、国が責任を持つべき、そして「シケ」が来て高濃度に汚染されている原発脇の湾から外洋に流れ出ることが心配といいます。
県魚連は、最初は山側の地下水は海洋放出は理解できると考えたが、しかし今は地下水もどこまで汚染されているかわからない、地下水も汚染水も陸で保管をお願いしたいと言いました。
7月22日に高濃度の汚染の海洋流失がわかって事態は激変した、汚染水問題は非常事態!!危機宣言を出して対応すべきと懇談では一致しました。共産党議員団は、みなさんも声を上げて欲しい、みなさんの声が国を動かすと言いました。
写真は、いわき漁協組合長と魚業関係者の皆さんの生の声を聞く議員団
写真は、県魚連会長とみなさんの意見要望を聞く議員団