国が学校図書館の専任司書予算を150億円・交付税として措置しました。

国は、2012年度から、公立小中学校に「学校司書」を配置するための経費として、単年度約150億円の地方財政措置を行いました。

ただし、これは図書館整備や新聞配置と同様で、使途を特定しない一般財源として措置されたもので、各市町村がこれを受けて具体的に予算化されることが必要です。

国が専任の図書館司書の必要性を認めて、予算の計算をしたものですから、市町村はその考えを重要視して専任の図書館司書を配置すべきと思います。特に災害県として、学力向上や心のケアなどが必要な時でもあると思います。

島根県は2009年から、県が財政負担をして全県の小中学校に選任の図書館司書を配置しています。市には費用の二分の一・町村には三分の一出しています。このための県予算は22年度1億5千6百万円です。


写真は、リョウゴ君の紙芝居

「県外避難者の支援・県内避難者支援・事故原発からの濃縮汚染水漏れ」など各種問題について県当局に要望しながら意見交換

4月4日、県議団会議でした。大震災から1年を経て何が今問題で求められているかなど、意見交換をしながら、県当局と各担当者の方々に要望をしながら意見交換をしました。

県外避難者支援策では、住み替えを引き続き認める・就労・生活と健康・精神的なものも・子育て支援、医療費・賠償・交流の場問題、など、災害救助法では救済できない問題も含めて国の対応も重要などと懇談。高速道路の無料化実施継続ももちろんです。

県内避難者支援では、避難区域見直しなどがされようとしているが、住民の意見を聞いてマチと県が一体になって国に求めていくことと同時に、今避難している人たちをどのように支援していくかが最重要などとの話に。

第一原発の汚染水漏れ対応策も報告を求めました。

写真は、入れ替わり立ち代りの県の担当の方との懇談。