福島県予算1兆7145億円・昨年比ほぼ同額・震災前比ほぼ倍額

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5日、福島県の2014年度(来年度)予算を発表しました。一般会計は1兆7145億円で、県政史上最高だった前年度(1兆7320億円)に次ぐ規模です。大震災と東電原発事故関連に充てられる予算は8715億円でほぼ半分を占めます。災害公営住宅整備予算など公共事業は過去最大です。これらの予算の手当・維持管理などどうなのか問題をよく見る必要があります。医療・介護・教育の深刻な実状改善についてはあまり見えません。

写真は、5日は雪の県庁前

災害復興公営住宅の早期建設・解除準備地域の有効活用など・双葉町長と懇談

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3日、いわき市東田町にある双葉町役場で伊澤史朗町長と懇談をしました。町民の生活再建・中間貯蔵施・原発廃炉問題、4%になる解除準備区域(96%は帰宅困難区域)の有効活用問題などです。

初めに、町長は我々は国策によって被害を受けている、全国にこのことを風化させてはならない、生活再建を国の責任でと強調しました。原発ゼロについては再稼働あるわけはない、エネルギー代替案について国は責任ある方向を示すべきと言いました。このことでは様々な角度から意見を交換し再生エネルギー問題でも突っ込んで話し合いを行いました。そして双葉町がその先頭に立って欲しいことを話しました。町長は解除準備区域の太陽光設置は農地転用問題のクリアーが必要、太陽光は枠があるなどと指摘しました。

また、(全国)原発立地所在副会長をしているが各町長は再稼働に傾いている、とにかく現場を見て判断して欲しいと思っている、2月に各町長に現地を見てもらうことになったと言いました。

中間貯蔵施設については、国から要請を受けたが説明は受けていない、困っている悩んでいる、議会の意見も聞きたいといい、県も姿が見えるようなリーダーシップをと求めました。復興公営住宅を早急にすすめて医療・介護・商業施設など町民に少しでもホットしてもらいたいと話しました。

写真は、いわき市東田町にある双葉町役場で懇談

労働者を支え地域に貢献するいわき市労働組合・新年会で挨拶

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30日、労働者を支え地域に貢献するいわき市労働組合の新年会で挨拶をしました。各労働組合の報告は参考になりました。ある病院労組は、医療材料にかかる消費税が8%への値上げで1700万円も増える、患者からは取れないことになっているので診療報酬が250万増えるが差し引き1500万も病院の負担が増える、年金者組合は年金の引き下げで不服申請が全国で11万人・いわきで300人になった、保育の現場からは細切れ保育が始まって今後が心配、医療労組は患者に支えられストライキを行った、教育現場では一点共闘で力を合わせたい、県立高教組は生徒が休んで甲状腺検査に行くと応援のドクターがグレーゾーンは白にしてくれと医大から言われたなど色々な話が出されました。また、個人加盟で労働相談に助けられたと報告した人もいました。

写真は、市労連顧問の広田次男弁護士と

2月県議会を前にして各団体と懇談。県母親連絡会が県に要望を提出し懇談

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30日、県母親連絡会が県に要望書を提出し懇談をしました。各方面にわたりましたが、伊達郡小国地区や隣接地区で賠償が該当したりしなかったりしている、農作物などは風評で売れないのになど深刻な話が出されました。

各種団体との懇談ではそれぞれが抱えている問題などが出され、どのように取り組んでいったらいいかなど突っ込んだ話にもなりました。

写真は、各団体との懇談

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写真は、母親連絡会が県要望書提出

危機一髪だった福島第二原発・福島県連調査

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29日、原発問題福島県民連絡会で福島第二原発の調査に行きました。第二原発は大爆発に至りませんでしたが、現在稼働停止中です。福島県は第一原発と(6基)と第二原発(4基)があり、3・11には第一の1~4号機までが大事故を起こしました。かろうじて助かった第二原発は3・11の地震と津波では危うく難を逃れましたが危機一髪という状況でした。あと2時間電源供給が止まれば大惨事になるところでした。説明では大震災の次の日、交換用電動機・ケーブル・電源車・移動用変圧器などは東芝からの空輸や柏崎刈羽からトラックで緊急輸送などでしのいだと。現場の電源復旧は12日とのこと。いたるところに津波の跡が残っていました。視察は①ガスタービン発電機車②1号機海水熱交換機建家③3号機原子炉建家です。②の調査では津波が扉を突き破って天井に届くくらいに来たと言い津波の跡がはっきり残っていました。③では格納容器の底部まで入りましたが制御棒の操作機器が上からぶらさっがっておりとても狭いところでした。同じ作りの第一原発が事故で格納容器の底部を突き破り核燃料が溶け落ちていると言いますが、溶け落ちた核燃料の取り出しは相当困難と思いました。

一緒に行った連発県連の伊東達也さん・早川篤雄さんは、熱交換器建屋で万一津波があった場合「水密性がない」ことが問題だという事を何度も指摘したと言いましたが、 東電は「想定外の津波だった」という説明に終始しました。

事故当時は運転中で、約2000~2500人+社員700人くらいいた、今は1000人程度(480人社員+協力企業+第一安定化センターメンバー)とのこと。事故から10日間くらいは全くの缶詰でクラッカーや水をみんなで分けながら食べた、協力企業の人も含めて1000人くらいで作業にあたった」と話していました。

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写真は、Jビレッジで打ち合わせ

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写真は、終了してJビレッジ前でメンバーの皆さんと

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写真は、説明資料です。会議室と入り口付近以外の写真は撮影禁止で、東電が移した写真はその場ではもらえず、東電がチエックをしてあとで送付するとのことでした。

 

「国民の声と反対ばかりの政治・私たちの意見がさっぱしね」

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国会が始まりました。「国民の声と反対ばかりの政治・私たちの意見がさっぱしね」と言う声があちこちで出されます。それは世論調査にもはっきりと表れています。原発再稼働反対などは特に顕著です。

写真は、世論調査

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写真は、街頭から民主主義は国民の多くの声に耳をかすことと。

大震災・高齢化等時代を反映した要望がたくさん

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27日、大震災や高齢化など時代を反映した要望が多くなっています。今日は区長会での要望で各区長さんを訪問し現地調査をしました。

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大震災での地震と津波で、土地が60センチも沈下し障子川の排水がより大変になる、近隣の田畑は補助事業で高くなるのにこのままで大雨の時は住宅地が水浸しになる、ポンプ排水にしてほしいという要望でした。

写真は、地域全体が沈んで排水ができにくくなっている水門(2枚)

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写真は、事実上公道になっている私道の舗装要望

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また、空き家が多くなって、長い間放置されている、火災や防犯上心配と言います。高齢で亡くなっても遺族と連絡がつかないなど事情はいろいろのようですが、対策が求められています。

写真は、空き家になって心配されている家々

 

今日はかけ持ち新春の集い・勿来遠野と常磐・高橋衆議院議員の議会報告

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26日、今日は勿来遠野と常磐の新春の集いの掛け持ちでした。高橋ちづこ衆議院議員が日本共産党第26会大会の報告と国会情勢の報告をしました。勿来地区の2部の後援会の皆さんの出し物には楽しかったアットホーム的だとの声で、楽しい中で安倍政権と戦う決意を大きくしました。

写真は、勿来遠野新春の集い・挨拶する高橋ちづこ衆議院議員

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写真は、常磐の新春の集いで挨拶

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写真は、勿来遠野新春の集いで「おおきなかぶ」に出演

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写真は、「おおきなかぶ」・左から・じいちゃん・ばあちゃん・孫・犬・鳥(伊藤市議)・ネズミ

「じいちゃんの羽打ち返しガッツポーズ・追いつけぬ孫の返球息切らし」「支えられついに登頂磐梯山・頂で娘と交わすハイタッチ」

H25年度・十七字のふれあい作品集(福島県教育庁いわき教育事務所)に、男孫(小3りょうご)対夫(66歳)の作品と女孫(中1)と息子(40歳)の作品が載りました。なかなか家族との対話の時間もないのですが、これだけの文字の中にたくさんの対話があるようでした。

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写真は、小3対66歳のバトミントン

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写真は、息をはあはあ磐梯山に登りました

磐梯山

勿来地区区長会・共同センター署名・「きな臭い政治に反撃して欲しい」

24日、勿来地区の区長会が開かれご挨拶をしました。福島県は「オール福島」で、原発10基廃炉・秘密保護法問題ありで頑張っていることを話しました。

国会が開会され集団的自衛権に突き進む自民党安倍政権には、どこに行っても「危ない・心配・共産党に頑張ってもらうしかない・署名集めます」と反応が跳ね返ってきます。

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写真は、区長会で挨拶

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写真は、区長会連合会会長挨拶(小中学校の同級生です)

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写真は、署名活動