「汚染水が漏れたら家に流れ込む」「国が責任を持って」「子どもたちが泊まりに来ても寝るところがない」・大熊町の避難者の方と懇談

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写真は、懇談

22日、福島県西部の会津若松扇田仮設住宅に避難されている大熊町の方を訪問しました。大熊町は昨年12月10日から「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」に「再編」されましたが、96%の住民は帰還困難区域とのことです。
原発に40年以上働いてきたという方の話など、原発を生活の場としてきた町だけに複雑な気持ちの方も多いようでした。

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みなさんからは、「原発事故による避難者のことを最優先に考えて」「国こそ責任を持つべき」「要望は多いが、仮説なのであと何年か・・がまんして暮らしている」「東電敷地の隣に家がある、汚染水が漏れたら流れ込んでしまう」「別に避難している子どもや孫が来ても泊まれない」「避難者に負担させることのない復興公営住宅整備を」などたくさんの要望が出ました。
写真は、仮設住宅前で、
左から、長谷部県議・宮本県議・阿部県議・自治会長さん・石田大熊町議・神山県議・私・日本共産党宮沢会津地区委員長

「国はどう責任を取るんだ」・「今後どこにすんだらいいのか」「あまりにも賠償がひどい」「除染は立ち会わないとおざなりにされる」など、つくば市での避難者の皆さんとの懇談

21日、福島県の原発避難者で茨城県つくば市に避難されているみなさんのお話を聞かせていただきに行きました。

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「国はどう責任を取るんだ」・「今後どこにすんだらいいのか」「あまりにも賠償がひどい」「除染は立ち会わないとおざなりにされる」など、たくさんのお話を聞かせていただきました。
「私たちをこんな目に合わせて誰も責任をとっていないのはおかしい」と厳しい声もありました。
賠償では、価値のある家財もたった1品しか(20万円)賠償を認めない、除染の立会いをしていたが要求を言わないとおざなりにされてしまう、これからどこに住んでいいか見通しがないなど、深刻で切実な声も出されました。
また、みなさんに共産党の力が弱いと言われました。

写真は、熱心に要望を話される避難者の方が

「俺も赤にだけはなるなと親に言われてた・市田さんとおんなじだ」と日本共産党演説会感想

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20日、郡山のユラックス熱海で市田忠義書記局長を迎えての日本共産党の演説会でした。

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地元からのバスは、満員の大型バス2台で行きました。途中で満開の桜の白河南湖公園で手作りの持ち寄りお弁当を食べたて楽しく参加しました。
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「市田さんもお母さんに赤にだけはなるなと言われたというが俺もそうだ、赤でも黒でもいいことはいいんだ」と感想を述べた方もいました。

写真は、演説会
写真は、演説会の前に白河の南湖公園でお花見・口にいっぱい団子
写真は、手作りにお弁当持ち寄り

改憲策動と一体化の「主権回復の日」式典への県知事の出席中止を求める申し入れ

18日、安倍内閣は、サンフランシスコ講和条約が発行した4月28日に、政府主催で「主権回復の日」式典を行うことを決定しました。しかしこの日は形式的には独立国になったものの同日発行した日米安全保障条約で事実上アメリカの従属国の地位に縛り付けられた国民屈辱の日で、沖縄を本土から切り離し、千島列島を放棄した日です。
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さらにこの日を記念日にする議員連盟は「自主憲法の制定と国防軍の創設」を求めていて現在の改憲策動(憲法9条改悪)と一体化です。これらを心配する県民の声も寄せられています。全国の知事も本人参加は19県となっており欠席する県もあります。
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対応した直轄理事は、個人的とはいえ、「全国民が喜べる日とは言えないと思う」とのべ、知事に伝える、知事は他の公務もあるので出席しない、東京事務所長が代理出席になると言いました。共産党県議団は、政府に対して式典中止を求めるとともに、代理出席もしないように求めました。

写真は、伊藤正晃直轄理事に申し入れ

写真は、原子力損害賠償対策協議会の打ち合わせ

「かもめの視点・写真展」リアル・感性豊か、連休にぜひ見てください

17日、いわき市・いわき駅前のビル・ラトブ内5F図書館で「かもめの視点・写真展」をやっています。私のご近所の方・山田町大津の酒井英治さん(48歳)です。リアル・感性豊か・大震災の前とあとははっきりと、素晴らしかったです。連休にぜひ見てください、5月8日まで。

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写真は、写真展の前で

市田演説会の案内をしながら各団体のみなさんの声を聞く・「原発トラブルがあると宿泊客のキャンセルにつながる」「原発は国が責任を持って廃炉作業を」「TPPは絶対反対」など

17日、日本共産党いわき双葉地区委員会の菅野地区委員長と高橋明子いわき市議と私の3人で、いわき市医師会・商工会議所・県魚連・いわき漁協・JAいわきと演説会の案内をしながら懇談をしました。

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医師会では、TPP絶対反対と意見が一致しました。商工会議所では、原発トラブルが起きるとすぐ宿泊客にキャンセルがでる安全な収束を一刻も早く、また、小名浜のイオン進出についても丁寧な説明と対応が必要と言います。

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県魚連では、汚染水問題が非常に重要、原発廃炉作業は国が責任を持つべきで首相に近々申し入れをする予定など、また、市・県が一致して行動することも求められました。

写真は、県漁連の新妻常務と懇談
写真は、商工会議所の経営支援部長・企画総務部長と懇談
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写真は、市田演説会の案内チラシ・演説会は4月20日(土)午後1時半~郡山のユラックス熱海です、どなたも自由に参加できます、入場無料で各地区からバスも出ます。連絡先・024-555-0550日本共産党福島県委員会

「国が乗り込んで体制作れ」・事故が相次ぐ福島原発事故・国と県に申し入れ

4月15日、日本共産党福島県委員会と県議団は、「事故が相次ぐ福島原発事故収束作業を国が責任を持って進めるよう求める申し入れ」を、安倍晋三内閣総理大臣と佐藤雄平福島県知事に申し入れました。

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国には、福島県にある復興庁福島復興局・関正人参事官に申し入れました。内容は(1)事故収束は国の一大事業と位置づける対応を(2)「収束宣言」の撤廃を(3)汚染水対策を(4)汚染水の海洋放出やめ拡散防止を(5)ALPS(多核種除去装置)で除去できないできないトリチュウム除去設備の実用化を世界の英知を結集して設置を(6)県内原発10基廃炉を(7)安全基準の押しつけやめて原発の再稼働を認めない事の内容です。

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写真は、復興庁福島復興局・関正人参事官等に申し入れ

11日、いわぶち友参議院予定候補が国に申し入れに行った時、「福島原発も新基準に合致すれば動かす」「汚染水を海洋に放出しないとは言わない」など、県民の願いに背いた方向で動いていると国の実態を言い、国は、県民向けと国の政策を使い分けていると指摘しました。
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写真は、福島県・長谷川生活環境部長に申し入れ

私は、原発労働者が、東電が経費を切り下げてクレーンなど機器にお金をかけないで事故が続発している(いったん原発に入れると放射能で使えなくなるので古い機器しか使わないなど)などの話をし、国が責任を持たないと収束どころか大事故を起こしかねないと言いました。国は現地にもっと権限を持たせ県民の切実な声に耳を傾けるべきです。

自民党安倍内閣と維新の会の危険性を訴える・爽やかなお天気・共産党デー

13日、爽やかな日和の中、後援会の皆さんと街頭演説・赤旗号外配布・ポスター貼り・演説会誘いなどを行いました。
自民党安倍内閣と維新の会の憲法9条改悪の動きを訴えました。聞いていた女性から拍手をもらったり、お店の方からも声援をいただきました。

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写真は、街宣・号外配布・4月20日のユラックスの演説会お知らせ・ポスター貼りをしましたが宣伝カーの前で。お昼はみんなで豚汁を食べました。

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写真は、家の前の椿の蜜を吸いに来た大きな鳥・しっぽだけ見えます。

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写真は、家の前の馬酔木の花。

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写真は、りょうごくんがままと「クレープ」作り、美味しかったです。

避難指示解除準備区域になった富岡町のIさん宅に

4月12日、地域再編で避難指示解除準備区域になったIさん宅に行ってきました
3月24日までは「警戒区域」でしたが、25日から「避難指示解除準備区域」「居住制限区域」「帰還困難区域」の3つに「再編」されました。避難指示は継続中で、宿泊はできませんが、立ち入ることができます。
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写真は、Iさんの家の台所・何も持たず避難したそのまま

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写真は、Iさんの家の物置の前・近くに牛を飼っている人はいないと言いますが牛の糞が

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写真は、Iさんの家の物置の前

Iさんの家は福島第一原発から12キロのところで、爆発が起きてから8人家族がバラバラに避難したといいます。Iさんは大渋滞の中9時間かかっていわき市にたどり着き、その後落ち着く先を探して3日~4日ウロウロしていわき市南部の田人公民館にたどり着いたと言います。そして今は借り上げ住宅に住んでいます。Iさんの近所の人が一人で行くのは大変だろうと一緒に行くことにし私と長谷部さんもご一緒させていただきました。
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写真は、荒れ果てた田畑

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写真は、夜の森の桜並木の下・2,8μシーベルト・すぐ隣が立ち入り禁止区域ですが、道路を挟んでの区域区分では問題です・地域区分にすべきと思いました
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写真は、夜の森の桜の下・最も綺麗な桜並木は線量が高く入れません・長谷部県議と

全町民避難の浪江町議選

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福島県浪江町は、全町民の皆さんが避難をされています。

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町議選が始まりましたが仮設住宅以外は民間の借り上げ住宅などにいるので、有権者の多くの方がどこに住んでるか不明です。しかも県外にも。
日本共産党の候補も戸惑いながら訴えていました

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写真は、戸惑いながらの運動