原発再稼働反対意見書続々、飯館・川俣・浪江・南相馬・二本松・会津若松・喜多方の各議会議決。代表質問。報道規制の大手メデア

6月21日現在、福島県内の市町村議会で、原発再稼働反対の意見書が続々議決されています。飯館村、川俣・浪江町、南相馬・二本松・会津若松・喜多方市議会がこれまで議決したという情報が入っています。日本共産党福島県議団も大飯原発再稼働反対の意見書を県議会の総意として採択するよう議長に申し入れました。
21日、今日は、民主県民連合と福島ネットの代表質問でした。自主避難でも住宅支援など県外には適用されているのに県内避難者だけに支援をしないのはなぜかと出されました。災害救助法が適用されるのにまったく被災者の立場に立たない県の姿勢が問われます。
それにしても、激動している消費税増税・社会保障一体改革(中身は改悪)問題、大飯原発再稼働問題に一言も触れない代表質問はコショウの入らない料理のようでした。福島県民はこの流れに無関係とでもいうのでしょうか?

写真は、明日(22日・午後1時)の代表質問準備に全力投球の宮本しずえ議員です。みなさんぜひ傍聴にお出かけください。

写真は、21日夕方県庁前の消費税増税、原発再稼働反対集会です。ツイッターでこの集会を知り参加にかけつけてくれた人もいました。
ちなみに国会周辺集会は連日のように行われていますが、15日に1万2千人集まった時もツイッターが大きな働きをしたとのこと。集まった多くの方が「なんで新聞もテレビもこの集会を報道しないのか?」「国家権力の報道規制か?ここは北朝鮮か?」「まともな報道は赤旗だけか?」など大手メデアの問題もあぶりだされたようです。

6月定例県議会開会・佐藤雄平知事の提案要旨説明。大震災写真記録コーナー設置

 6月19日、福島県議会6月定例議会が始まりました。今日は佐藤雄平知事の提案要旨説明でした。補正予算は787億円で、保育所などへの給食検査機器配備・農林水産業や浜通り医療復興予算などです。7月4日までの予定です。
 大震災での全体的対応策など説明がありましたが、帰還対応が強調されていますが県民の思いに寄り添った施策が引き続き求められています。知事は「医療関連・再生可能エネルギー関連産業」の先進地であるヨーロッパを訪問すると説明しました。ドイツ・デンマーク・オーストリアの予定と。
 日本共産党は代表質問に宮本しずえ議員・22日・午後1時、一般質問で神山悦子議員・26日・午後3時ころからです。

写真は、請願締切や質問聞き取りなど雑然とした控室

写真は、県庁(議会棟)2階県民ロビーの写真展

「大飯原発再稼働反対の意見」を、「エネルギー政策議員協議会開催」をと議長に申し入れ

6月18日、日本共産党県議団は、「関西電力大飯原発再稼働反対の意見書」を福島県議会の総意として議会冒頭に提出すること、「福島県議会エネルギー政策議員協議会を開催すること」について、斉藤健治議長に申し入れを行いました。

大飯原発再稼働に県民の大きな怒りの声が出されていることで福島県議会が早急に態度表明をすべきこと、また、避難区域等見直しが行われているが、原発の現状に不安を抱いている県民に情報を的確に提供することが重要なことなどの申し入れをしました。

写真は、斉藤健治議長に申し入れ

街頭から、スーパー前から、屋内から、原発再稼動と消費税増税反対を訴える

16日、政治が激動しています。今日は、街頭から、スーパー前から、屋内から、原発再稼動と消費税増税反対を訴える

写真は、復興センター署名

写真は、溝口民子さん議会報告会、吉田栄作さんは消費税と原発再稼動問題を

写真は、溝口民子さんと避難者用住宅駐車場・要望現地調査

「原発事から1周年・鎮魂希望をめざす全国集会にどうぞ」・原発県連総会

6月15日、「原発問題福島県民連絡会」の総会が開かれました。早川代表が、「原発反対のこの運動を40年やってきた、しかし今回の事故で避難させられた(原発から12㌔自宅)、目の黒いうちは事故は収まらないと思うが目の黒いうちはがんばりたい」とあいさつしました。伊東達也副代表は全国の情勢を、長谷部さんが県内の情勢を話しました。私は県内全市町村が県内原発の全面廃炉の決議を上げさせる事が重要と意見を述べました。
※全国集会の成功を目指すことを確認しまた。
「原発事から1周年・鎮魂希望をめざす全国集会」は、9月1日・2日で、ホテル福島グリーンパレスです。
連絡先は、電話 0246-23-0488、FAX 0246-21-9246です

写真は、報告をする伊東達也副代


写真は、私も参加して意見を述べる


写真は、日本共産党衆議院比例・九州沖縄ブロック候補の田村貴昭さんと5人の県議団

6月定例県議会に向け意見交換と質問の討議・19日開会


6月14日、県議団会議が行われ、19日から始まる6月定例県議会にあたって、県民の置かれている状況などについて意見交換をしました。代表質問は宮本しずえさん(22日・金・午後1時・予定)、一般質問は神山悦子さんの予定(26日ころか?)です。
意見書締め切りは19日(火)の午後5時です。ぜひ皆さんの請願陳情をお届けください。

写真は、県議団会議


写真は、賠償問題で福商連が打ち合わせ

原発災害対応を中心に国と交渉・福島に足を運んでリアルに実態把握をと

6月11日、日本共産党福島県委員会として原発事故後の対応、震災対応での要望を中心に中央省庁交渉に参加しました。高橋ちづ子衆院議員、紙智子参院議員も同席してくれました。
経済産業省、文部科学省、環境省、内閣府、厚生労働省、国土交通省、復興庁のそれぞれの担当職員が、衆議院第2議員会館会議室に入れ代り立ち代り来てくれ対応しました。
要望項目は、事故後の賠償、健康問題、放射性物質の除染、避難者支援、地震被害対応、教育問題、原発の安全対策、会津豪雨対策などについてなど多岐にわたりましたが、私は、いわき市の地震対策の住宅被害について、災害救助法の応急修理が3月末で終了したのは大問題と再開と最低3月末までに申し込みがあった分は救うように強く申し入れました。
全体的には地元福島とのギッヤップを大きく感じましたが、いつもの東北全体が一緒になった交渉ではなく、福島県だけで実施したことはよかったと思いました。国のそれぞれの担当のみなさんに「もっと現地福島に足を運んでいただき放射能の持つ深刻な実態をつかんでいただきたい」と要望しました。

写真は、高橋ちづ子衆議院議員と

写真は、長谷部県議と


写真は、日本共産党いわき双葉地区委員会政策委員長・吉田栄策さんと

大飯原発再稼動とは!いまだ16万人の福島原発避難者にどう説明をするのか野田総理!

 民主党・野田首相が大飯原発の再稼動を認めました。のどもと過ぎれば熱さを忘れると言いますが、事故当時からこれまで、何と大きく変わっていったか、政治不信がはびこるわけです。まったくなんら事故の原因も解明せずです。福島原発事故でいまだ避難している16万人の方々に何と説明をするのでしょうか。


写真は、原発再開を表明する野田首相

写真は、福島原発事故当時の新聞


写真は、不安の中で避難する子ずれ家族

写真は、疲労困憊の役所

被災地福島の「一体改革」消費税増税の公聴会では、「消費税増税は第三の災害」と

衆議院社会保障・特別委員会は、被災地福島で4日公聴会を開きましたが、圧倒的に反対と疑問が出された公聴会でした。福島民医連連合会の事務局長は「消費税増税は(地震・津波原発事故に続く)第三の災害と」。街頭から「国民の意思に反して自民・公明を抱き込んで、消費増税を進める民主党の政治は民主主義違反で、だいたい公約違反だ」と、訴えました。


写真は、街頭から訴え


写真は、足がはえ手が出て、だんだん蛙になってきたおたまじゃくし

写真は、じいちゃんと大掃除をするリョウゴ君


写真は、腹話術用の人形

「思いつく限りのあらゆる手を尽くして」医師・看護師・介護士の確保を、各団体の方々と懇談

6月7日、6月定例県議を前にして各団体の方々と懇談を行いました。最低賃金の見直しを国に申し入れをしてほしいなど労働環境改善問題や、医療福祉問題、生活支援策などが出されました。中でも医師・看護師・介護士不足の深刻な問題が出され、「思いつく限りのあらゆる手を尽くさないと」という深刻な意見が出されました。1年3か月がたっても16万人の避難者がいて、そのうち県外に6万3千人が避難してますが、その多くは放射能を心配して子ども連れで避難している方で看護師・介護士の方々も多くいます。

福島県全体では、この分野はもともと弱い立場だったのですが、原発大震災を受けてより深刻になっています。福島県の医療計画を充実させることは重要ですが、それを待たずあらゆる行動をおこし、もちろん国に強く求めることが重要です。

6月定例県議会は、19日からの予定で、請願・意見書締め切りは19日、午後5時までです。

写真は、各団体の方々と懇談