「いわきの復旧と雇用の確保めざしがんばっています」と各企業家の皆さん・商労文教常任委員会いわき市視察

5日、商労文教常任委員会のいわき市視察がありました。ハワイアンズの常磐興産、アクアマリン隣の物産館・いわきららみゅう、小名浜港近隣の会社の皆さんとお会いして、要望などお聞きしました。いわき市は3月11日だけでなく4月11日・12日と余震もあり、津波だけでなく地震がそれぞれ大きな被害をもたらしていました。小名浜港の早期復旧・風評も含めての放射能対策・手厚い支援制度の充実などの問題が出されました。

写真は、常磐興産の皆さんと



写真は、いわきららみゅうの皆さんと

写真は、復旧工事中のいわきららみゅう



写真は、小名浜地域企業の皆さんと


写真は、締め切った県の災害関連の補助金制度のお断りの案内・継続が求められています

崖崩れ対策の促進を・切実な要望で陳情

かねてから要望していた崖崩れがひどくなったので、自治会長さん・地域の住民の皆さんといわき建設事務所に陳情しました。陳情してから20年近くになりますが、ついに軒下まで崩れてきました。下は30メートルの崖です。


写真は、だんだん崩れて軒下まで、下は30メートルの崖


自治会長さんらといわき建設事務所に要望

「雪の降らないうちに流された橋の回復を・激甚災害指定を」と。豪雨災害の奥会津調査

8月3日、集中豪雨に見舞われた奥会津の只見町と南会津町に調査に行ってきました。集中豪雨は29日~30日にかけて集中豪雨になりましたが、年間雨量の三分の一も降ったといいます。大きな橋も5橋、只見線も流されており、中でも只見町の八木沢地区は家々が濁流で泥に埋まっていました。只見町の町長は「山道でしのいでいる、雪が3メートルも降るので、それまでに橋道路の復旧をお願いしたい、そうでないと町が孤立してしまうといいます、また、激甚災害指定で早期復旧・長期的復旧・費用の十分な対応をと説明されました。
地域住民の方からは、ダムの放流に問題があったのではないかという声がありました。

県会津合同庁舎で全体の被害状況を聞く


同前で地元の大竹議員と


只見町の山岸議員と三瓶元議員と


被害のもっとも大きかった只見町の八木沢地区の区長さんに聞く
泥に埋まった八木沢地区

壊れた家は100メートルも流さてここに

大きな打撃を受けた集落排水施設・流された只見線

「追い詰められて避難しなくてもいいように、いつまでどのように除染するのか示して」と、共同センター放射能対策子どもチームが県に要望

 

8月2日、東日本大震災・原発事故被害の救援・復興めざす福島県共同センター・放射能対策子どもチームは、県に対し「子どもたちを放射能から守るための要望書」を提出し切実な訴えと早急な対策実施を求めました。内容は①除染について②子どもの健康管理について③幼稚園・保育所や学校への対策について④避難への補助について⑤高校生の対応について⑥H24年度の教員試験実施をすることについてなどです。
参加したお母さん方は、学校・幼稚園・保育所ではどんどん他県に避難して行っている、家族バラバラの避難など深刻な事態になっている、住み続けられるようにいつまでにどのような除染を実施するのか、県の予算が決まっても市町村まで徹底しない、除染を町内会任せにせず県のリーダーシップが必要なことを強く求めました。


写真は、要望を提出


写真は、切実な訴えをしながら懇談

復興コンサート・将棋

31日、避難所の南の森で、復興コンサートがありました。孫の流果ちゃんが合唱部で協力出演したので時間を見て聞きに行きました。

この避難所もまもなく閉鎖ということですが、避難者の皆さんへの暮らしと情報への支援が大切になってきていると思います。


写真は、復興コンサート

夏休みの子どもたちに将棋を教えました。本将棋のほか、周り将棋・山崩し・はさみ将棋を教えました。そしたら夢中になってしまい家にいると、「将棋をやろうと」うるさくて仕事ができません。「ゲームばかりやるな」というより、もっと面白いことがあるんだよと教えてやることが重要ですね。私が相手をしてやらないと、じいちゃんが相手をさせられています。時々喧嘩もしますが本当に楽しそうです。

「一刻も早い事故収束を」と 原発関係道県議会議長協・佐藤憲保議長(福島県議会)が志位委員長に要請

8月29日、原子力発電関係道県議会議長協議会(会長・青森県議会議長)代表として、福島県議会の佐藤憲保福島県議会議長が日本共産党の志位委員長らに要請しました。内容は一刻も早い原発の収束・十分な補償・安全対策の再構築です。佐藤議長は、原発に協力してきた大きな責任がある・・今後の対応に大きな責任を背負っていると述べ、昨年、日本共産党の宮川えみ子議員がエネルギー政策議員協議会(会長は佐藤議長)で、地震・津波対策がとられていないと指摘していたが、(宮川さんの)指摘をもっと真剣に受け止めて問題にしておけばこうならなかったかな、と言っていたとのことでした。
エネルギー政策議員協議会に日本共産党を代表として参加していましたが、次から次へと東電が考えられない事故やミスを起こし続けていたことを本当に危険だと思っていました。人災です。
写真は、30日付け、日刊赤旗新聞より

「小名浜水産試験場の抜本的体制強化・研究機関誘致・強力な検査体制を」県常任委員会視察

26日、福島県議会の農林水産常任委員会の視察に地元県議として参加しました。久ノ浜漁港・四ツ倉漁港・豊間漁港・小名浜港の視察や漁業者との懇談、津波で塩害を受けた平下大超・藤間地区の塩害対策の説明を現地で受けました。また、県水産試験場では五十嵐場長の説明を受け意見交換をしました。最後は県漁連組合長や柳内プロジェクトチームリーダーなど漁業者との懇談をしました。
水産事務所の五十嵐場長は放射線関係の研究を①ざんてい規制値を超える放射能を飼育によって明らかにし改善を図る②魚類をグループ分けし研究する③魚の皮・筋肉・骨・内臓などの蓄積検査の充実④海洋のあらゆる種類の影響調査などを実施したいと説明しました。各議員からは抜本的体制強化・研究機関の誘致・予算の確保などが重要、そのために協力をすることなどの意見がだされました。漁業者との懇談では、賠償・風評被害対策問題、検査体制の強化、特に生鮮食品なので時間的に極力短時間でできる検査体制の強化などが出されました。


写真は、久ノ浜漁協で・魚の水揚げでなく材木がれきの片付け


写真は、久ノ浜漁港で漁協者から要望を聞く、港は1メートルくらい沈下したといいます


写真は、田んぼの津波被害からの除塩対策の説明を聞く、松林が波を和らげる大きな役割を果たしたとのこと。


写真は、豊間港で説明を聞く


写真は、大きく沈下した小名浜の港


写真は、県漁連・関係団体の皆さんとの意見交換

引く手あまただった山荘が価値ゼロに・収入が4分の1になった八百屋さん・帰れない双葉町の住宅ローンは?共同センター相談会。

24日、浜通り復興共同センター(東日本大震災・原発被害の救援・復興をめざす浜通り共同センター)の第3回相談会があり、相談員として参加しました。2700万円で売る契約寸前の山荘の価値がゼロになった東電に賠償請求したい、いわきの野菜が売れなくなり収入が4分の1になってしまった生活できないと八百屋さん、双葉町に残した家のローンが残っている払い続けなければならないかなどさまざまな相談が寄せられました。


写真は、さまざまな相談にのって


写真は、相談案内の看板の前で長谷部さんと


写真は、「原発建設を促進し豊かな町を作りましょう」の40年前の標語。早川さんが保存していました。


写真は、「エネルギーアレルギー・原子力の日」の40年前のポスター。同上。

原発何とかしてもらいたい・双葉町から避難してきた洋服が何もない・アパートに入ったが誰も知り合いがいないなど、署名をしながら要望が

23日、共同センターで大震災後初めていつものスーパー前で、憲法9条守れ・原発やめよの署名行動をしました。積極的に署名に応じてくれる人が多く、また、地震対策問題なども含めて要望を寄せてくれる人が多かったです。原発避難者も多いようです。


写真は、共同センター署名


写真は、ハンドマイクで署名をお願いする・伊藤浩之市議


写真は、街宣をする私


写真は、田人の赤旗新聞配達で見た豪華なゆり

「子どもの放射能対策を!」と、自分で文章を作り・署名を1340人集める。知事にも届けました。

自分で文章を作り、1430人の署名を集めた4歳の子どもを持つお母さんが、知事に「子どもの放射能対策の陳情」を私に託して避難しましたので、今日(21日)災害対策本部に陳情しました。

お母さんの思いを伝え、「お母さんは是非帰ってきたいと言っていた」ことも伝えました。
写真は、災害対策本部に陳情


写真は、群馬県議団が視察に見えて懇談