「原発を早く何とかしてほしい、それだけが願いです」と田人の避難所で。「『申し訳ありません』とここに来て東電と国は誤るべき」 と浪江の遺体捜索の方が。

8日、田人の避難所を訪問しました。地元からの避難者が被災者住宅や家に戻った中、原発からの避難者が取り残されていました。要望などを聞かせていただきましたが、願いは「早く原発を何とかしてほしい」ということでした。ふるさとを追われた方の切なる願いが身にしみました。


写真は、田人の避難所で


 この日は、NHKで原発20キロ圏内の浪江に、遺体捜査に入ったことが放映されていましたが、「いっしょに入った浪江の町役場の担当者が、遺体発見現場で線香を上げながら、東電と国はここに来て謝るべきだ」と言っていたことが心に響きました。
写真は、浪江に遺体捜査に入る報道

「商売を始めたい」・この要望で瓦礫かたづけボランテア

日本共産党いわき双葉地区委員会は全国の皆さんの御協力をいただいてボランテア活動を行っております。私も今日は時間が取れたので瓦礫片付けボランテアに参加しました。今日はいわき市でも津波の被害がもっともひどかった薄磯地区の瓦礫片づけを行いました。静岡や京都の方々と一緒でした。
ボランテア世話役の地区役員の佐藤敏彦さんの説明によれば、今日の瓦礫撤去は二階部分が助かった建物の周りの片づけで、「できれば商売を始めたい」という方のところでした。津波の前は20人を雇用していたと聞きます。この地区の方々が元気になり、雇用も増えて行けばボランテアとしてもこんなにうれしいことはありません。
今日は半日でしたが・・・半日でよかったです。一日だと後が大変でした。

写真は、2ヶ月たってもこの状況です・・・


写真は、水仙の花


写真は、お地蔵様と喪服が・・


写真は、お人形

写真は、みんなで片付け、瓦礫と泥との格闘でした

写真は、私、かっこは万全だったのです

元気にやろう!こどもの日・歩行者天国

5月5日、こどもの日に植田町で歩行者天国があり流果ちゃんと行きました。広場でどじょうすくい・マジックを見て、いか焼きを買いました。元気ですか?地震は大丈夫ですか?とみんなと挨拶を交わしました。「元気でやろうね」です。


写真は、広間でのもようし。


写真は、いか焼き。

宅地流動化対策支援・商売支援・津波被害地区町作り支援など日本共産党大門・井上参議院議員に要望

3日、日本共産党参議院議員の大門みきし・同井上哲士さんと震災対応での課題や要望を見ていただきました。救済措置のない民間宅地流動化対策等・小規模簡易水道災害対策・瓦補修などの小規模住宅支援策などです。また、商売をしている方の要望や地域づくりの提案をしている薄磯地区の役員の方のお話も聞きました。

写真は、宅地流動化で全壊した住宅を、大門みきし参議院議員と伊藤浩之市議会議員と見せていただく(亀裂の入った宅地・崩れたブロック・注意の張り紙が本地震と余震とに)


写真は、道路が壊れた民間開発団地


写真は、津波の被害地区で商売をやっていた方の話を聞く


写真は、薄磯地区の街づくり提案を聞く私たち

田人の簡易水道水源も枯渇・4月の余震

2日、4月11日・12日の余震で田人でも簡易水道の水源が枯渇し多額の費用がかかると相談を受け、現地調査を行いました。新たな水源から水を引くと数百万円もかかるといいます。災害として支援する必要があります。


写真は、集会所で要望を聞く

写真は、被害を受けた簡易水道施設を調査


写真は、水源調査

専門家集団によるワンパック無料相談にどうぞ・5月4日です

阪神淡路大震災復興に携わった経験のある専門家集団が、いわき市で無料相談を開きます。法律や建築関係の皆さんなど25人が参加します。東日本大震災応援です。
弁護士・司法書士・税理士・土地家屋調査士・不動産鑑定士・建築士・都市計画コンサルタント・原子力放射線研究者・医師の各専門家です。
5月4日(水)いわき市文化センター3f。10時~4時・問い合わせ・浜通り法律事務所・0246-68-8700.
写真は、渡辺淑彦弁護士と

原発跡地を再生可能新エネルギー基地にしたい・小名浜地区労メーデーといわき市集会実行委員会の2つの会場で挨拶・第82回メーデー

 2011年5月1日の第82回メーデーは、小名浜メーデーといわき実行委員会の2つに参加し挨拶をしました。小名浜地区メーデー実行委員長の新妻さんは、苦しい時期を乗り越える一歩とするメーデーにしたいと挨拶しました。デモ行進では、原発廃止を訴えました。いわき実行委員会のメーデーでは、各分野の報告がなされ、伊東達也・原住連代表は、浜通りの復興は原発が立地されていたところに再生可能エネルギー基地を作るなどの地域興しの提案などをしました。

写真は、小名浜地区メーデーの挨拶とデモ行進


写真は、いわき市実行委員会メーデーの挨拶

4・11地震以降に遠野地区簡易水道 の水がかれる

29日、4月11日・12日の地震以降遠野地区の簡易水道がかれたと言うことで伊藤浩之市議と調査をしました。水脈が変わったようです。費用の支援が災害でできないかと思います。
写真は伊藤浩之市議と調査


写真は、木の上に咲いた「せんりょうの花」


写真は、街宣

断層に沿って歩きました・はっきり見える断層と被害です

29日、4月11日・12日と強烈な余震を引き起こした井戸沢断層に沿って歩きました。この断層は今まで言われてきたものより南よりに沿った新しいもののようです。断層の地図の通りひどい被害状況でした。写真の被害場所はいわき市田人町黒田斎道です(通称塩の平)。この断層の延長に田人町石住・才鉢の山の崩壊があります。また、井戸沢断層のほかに湯の岳断層も動いてこれも渡辺町釜戸の大規模な山崩れになっています。この二つの断層は被害にあった皆さんに聞いたり被害の状況を見たりすると、3月11日の本地震より強かったように見えます。(この話は私の見たり聞いたりしたもので科学的うらずけではありません)

写真は、2m以上の道路陥没(2枚)・はっきり見える亀裂

写真は、陥没した田に溜まる水(ため池ではありません)(2枚)

写真は、断層の上の家(2枚)
写真は、井戸沢断層?ここに沿ってひどい被害です

「資金対応をすぐに・オールいわきで原発補償を」と商工会議所。「地震で壊れた林道の整備を・既定予算の執行で雇用の確保を」と森林組合と林業協同組合

28日、日本共産党いわき双葉地区委員会と同市議団、県議と長谷部さんは、商工会議所と森林組合、林業共同組合を訪問し懇談しました。商工会議所では、製造現場でじわじわと原発問題の影響が出てきているようだ。資金の対応はすぐ必要・オールいわきで原発の被害対応を求めていきたいなどの話になりました。
森林組合では、地震の被害がひどい林道の整備をしてもらい木を切り出せるようにし雇用の確保をしたい、海岸の松林は津波に有効に対応できたこの松を守るため松木食い虫対策をといい、そのためにも通常予算は早く執行してもらいたいとのことでした。また、林業共同組合では、原発の30キロ圏内に担当の山が半分は言ってしまい仕事が相当制約される、補償の対象として声を上げたいといいます。また、既定予算の執行で雇用の確保をしていただきたい、林道の整備は大型機械導入に欠くことができないといいました。
写真は、商工会議所での懇談。